2012年7月9日（月）に、第68回GRIPSフォーラムにおいて、「福 島原発事故：学ぶこと」と題し、GRIPSアカデミックフェローである黒川清・国会福島原子力発電所事故調査委員会委員長の講演会を開催しました。当日 は、GRIPS教職員・学生の他に、在京外交団、マスコミ、公官庁、企業関係者等300名が出席し、7月5日に衆参両院議長に提出した調査委員会の最終報 告書に関する黒川教授の熱のこもった講演を傾聴しました。講演後、会場からは、高い独立性を有する規制組織の設置の問題、事故の背景に日本文化があるとす る指摘や大飯原発再稼動問題など日本の原子力政策が直面する課題について、多岐にわたり活発な質疑応答が行われました。

講演会の様子はこちらから見ることができます（日本語のみ）