2021年11月22日（月）にGRIPSフォーラムを開催致しました。今回のGRIPSフォーラムでは、岡部 徹 氏（東京大学 生産技術研究所・所長）をお招きし、「レアメタル：光と影」という演題でご講演いただきました。

概要：

講演では、レアメタル（またはクリティカルメタル）の現状を概説し、レアメタルのリサイクルの重要性を紹介します。具体的には、最近のレアメタルの需要の劇的な変化とそれに関連する環境問題を紹介します。レアメタルのリサイクルの重要性についても、多角的な視点から議論します。 時間が許せば、実際の産業部門におけるレアメタルの用途と需要の将来の動向についても議論します。

講演者：岡部　徹　氏 （東京大学 生産技術研究所・所長） 

講演者略歴

2001年より東京大学生産技術研究所の助教授に着任し、同研究所の准教授を経て、09年から教授に就任。19年から21年まで東京大学 副学長に就任。21年から東京大学生産技術研究所 所長。専門分野は、材料化学、環境科学、循環資源工学、レアメタルプロセス工学。30年以上、一貫してレアメタルの研究に取り組んでいる。