「核不拡散体制の成立と安全保障政策の再定義」プロジェクト公開イベント・SISP/MSPウェビナー

『NATOの核共有：その歴史と現状』のご案内

この度、「核不拡散体制の成立と安全保障政策の再定義」プロジェクト（研究代表者 岩間陽子）で、公開研究会（ウェビナー）を開催することとなりましたので、ご案内差し上げます。

ウクライナ情勢の急展開を背景に、日本でも核共有（ニュークリア・シェアリング）に対する関心が高まっております。私どものプロジェクトでは、長年この問題にも取り組んでまいりましたので、この機会に皆さまと基本的な知識を共有する場を設けたいと思います。核共有は、NATOという同盟の中の核の在り方に関する、長年の協議と苦心の産物です。その歴史から切り離して理解することは不可能であり、少しでも日本におけるこの問題の理解に貢献できればと思います。

直前のご案内となり恐れ入りますが、みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

【研究会内容】

日時：2022年3月16日（水）16:00~18:00

開催形式：オンライン（Zoom）でのウェビナー形式

＊下記URLよりお申し込みください。

https://zoom.us/webinar/register/WN_Z-1X6m_pTumMWL_X-bR6hg　

登壇者：

岩間 陽子（政策研究大学院大学教授）

「NATOの核共有：その歴史」

合六 強（二松学舎大学専任講師）

「NATOの核共有：その現状」

コメンテーター：太田 昌克（共同通信社編集委員兼論説委員）

＊後半では、Q&Aの時間も設けます。

なお、現在の科研プロジェクトに関しては、http://www.nptresearch.org/　を、以前の「NATOにおける核共有・核協議制度の成立と運用」プロジェクトに関しては、http://natojp.blogspot.com/　をご参照頂けますと幸いです。

【お問い合わせ】

岩間研究室（担当　小南）　

E-mail: iwama-lab@grips.ac.jp

※本プロジェクトは、JSPS 17H00972科研費の助成を受けています。