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イベント案内

2015.4.22(水) 開催

「北極と日本:変わりゆく北極に我々はどう取り組むのか」

●趣旨

海氷面積がこの40年間で日本国土の約3倍も減少していると言われる北極海。温暖化によるこの環境変化は、北極に暮らす人々の生活や海・陸の生態系に変化をもたらすだけでなく、極端気象の発生等全球的にも様々な影響を及ぼすと考えられています。また、近年、北極海航路や資源開発の可能性等の経済的機会に、非北極国も関心を寄せ始めました。
日本でも、2013年5月の北極評議会オブザーバー承認等を機に北極への関心が高まりつつありますが、急速に変化する北極に日本が如何にして取り組むのかの議論は道半ばと言えます。一方、日本は北極研究・観測に関して、自然科学分野では50年以上の蓄積を持ち、また、北極の持続可能な発展に向けて技術やイノベーションを活用した貢献も期待されます。
日本ともつながりを持ち、急速に変化するこの北極に、我々はどのように取り組んでいくのか。本シンポジウムでは、国内のみならず、北極科学サミット週間(4月23日~30日於:富山)に参加するために訪日される国外の北極政策関係者・研究者を交え、諸外国・国家間の北極に対する取組や北極が抱える問題解決における非北極国の役割、また、適切な政策決定に科学を活かす方策等について議論を行います。

 

 

●プログラム

時間

プログラム

10:00-10:05

開会挨拶

大山達雄 政策研究大学院大学理事

10:05-10:20

来賓挨拶

 来賓挨拶上川陽子(予定) 法務大臣、世界経済フォーラム グローバル・アジェンダ・カウンシル(北極)メンバー、北極のフロンティアについて考える議員連盟幹事長

10:20-12:30

第1部 基調講演
基調講演1
10:20-10:55 北極における科学技術イノベーションの役割と国際協力の必要性
スーザン・バール 国際北極科学委員会(IASC:International Arctic Science Committee)委員長

基調講演2
10:55-11:30 米国における北極政策と科学の役割(仮)
ラリー・ヒンズマン アラスカ大学フェアバンクス校副学長(研究担当)、前国際北極研究センター長、IASC副委員長

基調講演3
11:30-12:05 非北極国・日本は北極の持続可能な開発に向けて何が出来るのか-環境金融の視点から-(仮)
末吉 竹二郎 国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEPFI)特別顧問

12:05-12:30 質疑応答

12:30-13:45

昼食

13:45-15:30

第2部 パネルディスカッション
テーマ:「北極の持続可能な開発に向けて~科学と政策の連携のあり方」

<パネリスト>
スーザン・バール IASC委員長
ラリー・ヒンズマン アラスカ大学フェアバンクス校副学長(研究担当)、前国際北極研究センター長、IASC副委員長
マーク・メロチェ カナダ極地委員会上級政策アナリスト
サンドラ・スタークウェザー 国際北極大気観測システム(IASOA : International Arctic Systems for Observing the Atmosphere)実装科学者
末吉 竹二郎 UNEPFI特別顧問
ピーター・ワダムス ケンブリッジ大学教授、極地海洋物理グループ長 (予定)
  
<モデレーター>
角南 篤 政策研究大学院大学教授・学長特別補佐、同科学技術イノベーション政策研究センタープログラムマネージャー

15:30

閉会

 

参加をご希望の方は、登録フォームからお申込ください。
登録フォームからお申込いただけない場合は、下記内容を明記の上、gist-mlgrips.ac.jp宛てにメールにてお申し込みください。
1.お名前、2.ふりがな、3.ご所属、4.お役職、5.ご連絡先(E-mail)6.車両情報(お車でいらっしゃる場合)7.主催者からの関連イベントのメール配信の希望の有無
※1、3、5、7は必須です。 ※定員に達し次第締め切ります。
<お問い合わせ>gist-mlgrips.ac.jp宛てにメールにてお問い合わせください。

開催日時 2015年4月22日 (水) 10:00~15:30
会 場 政策研究大学院大学 想海樓ホール
参加費 無料
言 語 日本語・英語 (同時通訳あり)

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010

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