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イベント案内

2022.7.2(土) 開催

GRIPS/SSPセミナー『国際共同研究 ヒロシマの時代』を考える 開催のご案内

この度、マイケル・D. ゴーディン、G. ジョン・アイケンベリー編(藤原帰一、向和歌奈監訳)『国際共同研究 ヒロシマの時代——原爆投下が変えた世界』(岩波書店)が出版されたことを記念して、下記の通りセミナーを実施することとなりました。本書の刊行に携わった研究者の方々を招いて、昨今の情勢も踏まえつつ、本書の意義や「ヒロシマの時代」の持つ意味について議論します。奮ってご参加ください。

 

【日時および形式】

2022年7月2日(土)13:30-15:30

政策研究大学院大学 1F 1ABC会議室

 対面とオンライン(Zoom)のハイブリッド方式

 *対面は定員になり次第締め切らせていただきます。

 

【お申し込み】

https://zoom.us/meeting/register/tJIud-mhrzspHNYQt9tlzD5IHyLa0JkXRhfL

(対面ご希望の方は、申し込みの際にその欄にチェックをお願いします)

 

【プログラム】

第1部 『国際共同研究 ヒロシマの時代』について13:30-14:30 
 司会あいさつ 岩間陽子(政策研究大学院大学教授)

 日本側執筆者による本書の紹介(各10分)

       i.       藤原帰一(東京大学元教授)

      ii.       佐々木卓也(立教大学教授)

     iii.       友次晋介(広島大学准教授/政策研究大学院大学客員研究員)

     iv.       向和歌奈(亜細亜大学准教授)

 コメント(各5分)

       i.       倉科一希(同志社大学教授)

      ii.       武田悠(広島市立大学准教授/政策研究大学院大学客員研究員)

 

小休憩(10分)

 

第2部 パネルディスカッション・Q&A 14:40-15:30

  司会 岩間陽子

  討論 全登壇者

  Q&A  フロアを含む全参加者

 

【書籍紹介】

広島・長崎への原爆投下が世界にもたらした変化は巨大であった。「核革命」の広範な影響とその意味を考えることなしに、現代を理解することはできない。全一七章からなる本書は、日米のみならず世界各地の動向を踏まえ、歴史学と政治学を横断させた国際共同研究の成果である。「ヒロシマ」をめぐるグローバル・ヒストリーの試み。(出版社ウェブサイトより引用)

詳しくは、岩波書店ウェブサイトへ:https://www.iwanami.co.jp/book/b600978.html 

 

【登壇者一覧】

藤原帰一(東京大学元教授) 第12章を執筆、第1章を翻訳、監訳者

専門は国際政治。『不安定化する世界──何が終わり,何が変わったのか』(朝日新書,2020年),『新編平和のリアリズム』(岩波現代文庫,2010年)など。

 

佐々木卓也(立教大学法学部政治学科教授) 第6章を執筆、第4章を翻訳

専門はアメリカ外交史、日米関係史。『冷戦──アメリカの民主主義的生活様式を守る戦い』(有斐閣,2011年),『アイゼンハワー政権の封じ込め政策──ソ連の脅威,ミサイル・ギャップ論争と東西交流』(有斐閣,2008年)など。

 

友次晋介(広島大学平和センター・大学院人間社会科学研究科准教授/政策研究大学院大学客員研究員) 第7章を執筆、第14章を翻訳

専門は国際政治史。“After the Hegemony of the ‘Atoms for Peace’ Program: Multilateral Nonproliferation Policy under the Nixon and Ford Administrations,” The Japanese Journal of American Studies, 27(2016),「 「アジア原子力センター」構想とその挫折──アイゼンハワー政権の対アジア外交の一断面」(『国際政治』第163号,2011年)など。

 

向 和歌奈(亜細亜大学国際関係学部国際関係学科准教授) 第9章を執筆、第8章を翻訳、監訳者

専門は国際政治、軍備管理・軍縮問題。「核軍縮・不拡散政策と日本の選択──葛藤の継続と変容」日本軍縮学会編『軍縮・不拡散の諸相』(信山社,2019年),「核軍縮の試みに見る核抑止概念の固定化への一考察」(『国際政治』第203号,2021年)など。

 

倉科一希(同志社大学グローバル地域文化学部教授) 第2章を翻訳

専門は国際関係史、国際政治。『現代アメリカ政治外交史──「アメリカの世紀」から「アメリカ第一主義」まで』(共編著,ミネルヴァ書房,2020年),『アイゼンハワー政権と西ドイツ──同盟政策としての東西軍備管理交渉』(ミネルヴァ書房,2008年)など。

 

武田 悠(広島市立大学国際学部准教授/政策研究大学院大学客員研究員) 第3章を翻訳

専門は日本外交史。『日本の原子力外交──資源小国70 年の苦闘』(中公叢書,2018年)、“The Group of Seven and Japan’s Changing Anti-Hijacking Policy, 1978─1981,” The International History Review, 44 (2022) など。

 

【司会】

岩間陽子 政策研究大学院大学教授

 

【お問合せ】

iwama-lab@grips.ac.jp

 

*本プロジェクトは、科研費JSPS 17H00972と、GRIPS政策研究センターリサーチ・プロ

ジェクトG221RP205の支援を受けています。

開催日時 2022年7月2日(土) 13:30~15:30
演 題GRIPS/SSPセミナー『国際共同研究 ヒロシマの時代』を考える
会 場 政策研究大学院大学 会議室1ABC
参加費 無料
言 語 日本語
お申し込み方法

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010