イベント案内
2022.03.02(水) 開催
第5回FPCI-GRIPS公開フォーラム 「世界へのアジアの貢献、貧困と不平等の解消に向けて」
政策研究大学院大学(GRIPS)政策研究院は、インドネシアにおける主要なシンクタンクであるインドネシア外交政策コミュニティ(FPCI)と共催し、「FPCI-GRIPS公開フォーラム」を実施しております。 このフォーラムは、専門家、政策実務者が、国際問題や外交政策における最も差し迫った課題に関して、東南アジアや日本の研究者、学生と議論するための月例討論会です。
第5回目の公開フォーラムでは貧困・格差の問題を取り上げます。
アジアの新興国は高い経済成長を遂げ、世界経済の牽引役となっており、この地域の貧困は大きく改善しました。1960年代以降、アジアでは何億人もの人々が貧困から脱却したと言われています。
一方で、急速な成長と貧困の削減は不平等の拡大ももたらしました。COVID-19の拡大により、多くの国で貧困と不平等の問題が顕在化し、国際秩序の不安定要素となっています。パンデミックによって発生した貧困と不平等の問題の解決に向けたアジアの戦略を世界に示すため、これらの問題を分析し、今後の方向性を議論します。
皆様どうぞ奮ってご参加ください。
〇日 時:2022年3月2日(水)16:00~17:30(日本時間)
〇形式:Zoomウェビナー(無料)
〇言語:英語(日本語への同時通訳あり)
〇テーマ: "Asia's Contribution to the World: Toward Reducing Inequality and Poverty"
「世界へのアジアの貢献、貧困と不平等の解消に向けて」
主要な論点
・COVID-19や貧困、経済的・社会的な不平等の状況を背景に、南南協力はどのようにアップデートされるべきか。南南協力はこれらの問題に対処する上で有効か。
・東アジアは、現在、RCEP と CPTPP という最大の貿易協定や過去数年間に域内の国々の間で締結された数多くの二国間 FTAの中心だが、これら貿易協定の進展は貧困と不平等にへの対応の際にどのように効果的になのか?
・貧困と不平等にも対応するCOVID-19からの経済復興計画をどのように戦略的に立案するのか?この問題に対処するための処方箋は何か?
スピーカー:
澤田康幸: 東京大学大学院経済学研究科 教授
Dr. Vivi Yulaswati, Expert Staff on Economy on Social Affairs and Poverty Reduction, Ministry of National Development Planning, Indonesia
大野泉: 政策研究大学院大学 教授
Dr. Vivi Alatas, Former Chief Economist of the World Bank Indonesia
モデレーター:
Dr. Maxensius Tri Sambodo, Senior Researcher at National Research and Innovation Agency/BRIN
〇ウェビナーの視聴方法(要・事前登録):
以下のURLにアクセスし事前登録をお願い致します。
〇プログラム(日本時間)
- 16:00~16:05 歓迎挨拶 Dr. Dino Patti Djalal FPCI創設者兼会長
- 16:05~16:10 冒頭挨拶 飯村豊 政策研究大学院大学客員教授
- 16:10~17:00 スピーカー・モデレーターによるディスカッション
- 17:00~17:25 質疑応答
- 17:25~17:30 閉会
ウェビナーについての不明点・ご質問に関しては、
GRIPS政策研究院事務局(grips-a.webinar@grips.ac.jp)までご連絡願います。
開催日時 | 2022年3月2日(水) 16時 (日本時間) |
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演 題 | 第5回FPCI-GRIPS公開フォーラム「世界へのアジアの貢献、貧困と不平等の解消に向けて」 |
会 場 | オンライン |
参加費 | 無料 |
言 語 | 英語(日本語への同時通訳有) |