趣旨：
地方部を中心に人口減少と急速な高齢化が進行する中、大規模災害が発生した際には住宅やインフラを従来通りに復旧することが困難・非効率となり、「元に戻す」復興だけではなく、地域の再構築を視野に入れた新たなアプローチが求められています。また、人口減少は、過疎地域では居住継続や集落再編の選択、都市部でもインフラの維持管理や効率化が課題となります。その際、居住地の移転や災害公営住宅の供給、高齢者福祉・コミュニティの維持・再構築といった生活再建には、住民意向を踏まえた合意形成が重要な政策課題となります。
本シンポジウムでは、人口減少時代の防災・復興を持続可能性やレジリエンス等の観点から再考し、都市計画・建築・行政学・公共政策など多様な専門分野の知見について情報交換し、今後取り組むべき課題について考えます。

主催：
国立大学法人政策研究大学院大学、国立研究開発法人建築研究所

プログラム：
進行役：田村 英之（政策研究大学院大学　教授）
趣旨説明：村上 晴信（建築研究所　グループ長）

第1部　縮小社会における安全で持続可能な復興とまちづくり
司会：片山 耕治（建築研究所　研究専門役）
講演者：姥浦 道生（東北大学　教授）
　　　　菊池 雅彦（埼玉大学大学院　教授）
　　　　家田 仁（政策研究大学院大学　特別教授）

第2部　人口減少を見据えた被災地の住まいと生活の再建
司会：米野 史健（建築研究所　上席研究員）
講演者：米野 史健（建築研究所　上席研究員）
　　　　井本 佐保里（日本女子大学　准教授）
　　　　大須賀 芳雄（平群町　参事）

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◆参加登録方法（事前登録制）◆　※参加費無料
PCやスマートフォン等でご視聴いただけます。（ZOOMのアプリをインストールして下さい）
ご希望の方は、URL又はQRコードから、2026年1月15日（木）までにお申込み下さい。
(申込者数が定員を上回った場合は、参加をご遠慮いただく場合がございます。)
お申込みURL：https://grips-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_4katKmZBSi6ZiNcK_Ah67A
お問合せ：政策研究大学院大学・建築研究所共催シンポジウム事務局
（E-mail: grips.sympo2025アットgmail.com）
アットを「@」に置き換えてお送りください。