政策研究大学院大学（GRIPS）政策研究院は、インドネシアにおける主要なシンクタンクであるインドネシア外交政策コミュニティ（FPCI）と共催し、「FPCI-GRIPSオンライン公開フォーラム」を実施しています。
このフォーラムは、専門家、政策実務者が、国際問題や外交政策における最も差し迫った課題に関して、東南アジアや日本の研究者、学生と議論するための公開ウェビナーです。

第3回FPCI-GRIPSフォーラムでは、「完全な不確実性を乗り越えるためのノウハウを探る」～移行期の世界秩序、差し迫る気候・食料・エネルギー危機、そして新興技術～と題し、世界的な不確実性の中で、地域がどのように協力、レジリエンス、イノベーションを強化できるかを探ります。


先月の国連総会（UNGA）ハイレベルウィークおよびASEAN首脳会議において、各国首脳は世界が新たな方向へ進んでいることを強調しました。しかし、多くの人々はその方向が誤った方向だと考えています。ルールに基づく世界秩序は挑戦を受け、国際的な多国間メカニズムの有効性も疑問視されています。一方で、戦争、紛争、人道危機、食料・エネルギー危機、そして地球規模の気候変動の脅威は進行中、あるいはさらに悪化しています。同時に、個別化された国際関係が新たな潮流となり、世界はますます不確実になっています。
こうした重なり合う課題を、東南アジア諸国やインド太平洋地域が持続可能な成長とリーダーシップの機会へと転換するために、インドネシア外交政策コミュニティ（FPCI）と政策研究大学院大学（GRIPS）は、オンライン公開フォーラムを開催します。

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