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研修事業

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2025.11.14

韓国若手幹部候補公務員研修を実施

 政策研究大学院大学(GRIPS)は、韓国の人事革新処 Ministry of Personnel Management(MPM)からの要請を受け、昨年に引き続き2025年11月10日から14日までの5日間、「Training Program on Public Management and Leadership for MPM Korea」を実施いたしました。研修には、昨年と同様にMPM職員2名を含む韓国政府機関の若手幹部候補公務員16名が参加しました。
 研修では、「日本の政府と改革」「朝鮮半島の安全保障」「ゼロカーボン」「サイバーセキュリティ」「EBPM(エビデンス・ベースド・ポリシー・メイキング)」「リーダーシップ」をテーマに、本学副学長・グローバルリーダー育成センター所長の高田寛文教授、本学理事・副学長の道下徳成教授、(以下講義順)本学の髙橋一彰教授、宮本大輔教授、横山直教授、立教大学経営学部長の廣瀬文乃准教授による講義を行いました。

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<研修初日のオリエンテーション>


 講義の他、2日間にわたりグループディスカッション・セッションの時間を設け、一日目はGRIPS留学生と「行政におけるDX」について、二日目はGRIPS日本人学生と「少子化と人口問題」について、グループ毎にそれぞれのテーマを議論しました。特に後者は、韓国と日本、両国共通の問題として同世代で共感し合う点が多かったと見え、参加者全員で非常に活発な意見交換が行われました。

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<グループディスカッション・セッション>

 また、研修テーマに関連し、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局およびデジタル庁への訪問を行い、日本のAI政策ならびにDXの現状と今後の取組みについてご説明を頂きました。ともに研修団にとって関心の高いテーマであり、限られた時間ではありましたが、自国の状況との比較を含め多くの質問が発せられました。この訪問がAI・DX政策への理解をより深めるひとつの機会となったのであれば幸いです。

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<内閣府訪問>

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<デジタル庁訪問>


 最終日には、本研修プログラムディレクターである高田寛文教授によるフォローアップと総括、そして修了証書の授与が行われ、5日間の研修が終了いたしました。
 全プログラムを終え、特にディスカッションセッションや内閣府・デジタル庁訪問での発言に見られたように、若手幹部候補公務員としてのユニークな発想や着眼点が特徴的な研修となりました。

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<修了式後 本学正面玄関にて>



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