2015年1月26日に第105回GRIPSフォーラムが開催されました。今回のGRIPSフォーラムでは、Mohau Pheko氏（駐日南アフリカ共和国大使）に「ネルソン・マンデラ記念講演：南アフリカ – 20年間の自由と将来のビジョン」についてお話頂きました。

• 講演会の様子はこちらから見ることができます。（英語のみ）

• 概要

南アフリカでは1994年4月に、人種にかかわらずすべての住民が参加する同国初の民主的選挙が実施された。全面的な人種戦争の危機が回避され、ANC（アフリカ民族会議）が権力の座に就き、自由がもたらされた後の南アフリカ初の大統領にネルソン・マンデラが選出された。民主主義が確立され、独特の多様性を持つ人々が新しい国旗と国歌の下で1つになった。また、11もの言語が公用語として認められた。過去20年間にさまざまな分野で達成してきた数々の驚くべき業績に、政治的機敏さが加わって、南アフリカは国際的発言力を強め、多くの人々からその実力以上のものに挑む国家とみなされている。南アフリカが将来に対して明確なビジョンを持つことは、同国が重要な国際的プレイヤーかつパートナーであり続けるのに不可欠だろう。

• 講演者:

1984 インディアナ大学経済・一般教養学学士

1987 ニューヨーク大学看護学士

1990 ニューヨーク医科大学公衆衛生学修士

1994 ニューヨーク大学専門大学院開発経済学修士

2000 ルイジアナ、ラサール大学国際関係論博士号

2010 国際関係・協力省入省

2010－2011 南アフリカ共和国駐カナダ高等弁務官　

2012 駐日南アフリカ共和国大使