政策研究大学院大学は1月1２日、パキスタンのメヘラン工科大学（MUET）との共催により、外務省受託事業の一環としてオンライン講座を実施しました。本講座には、同大学の教員・学生を中心に約35名が参加しました。

はじめに、メヘラン工科大学のAslam Uqaili副学長が、同大学のスター・サイエンティストについて紹介しました。続いて、本学の隅藏康一教授が、“Star Scientists and Technology Transfer from University to Industry”をテーマに、サン・ディエゴ地域におけるスター・サイエンティストの活動やその特徴、日本のサイエンティストとの比較などについて講義を行いました。また、メヘラン工科大学のZeeshan Khatri教授、シンド大学のNajma Memon教授が、自身の研究や産業界における活動について発表しました。本講座は、メヘラン工科大学のWahid Bux Mangrio准教授がモデレーターを務めました。

参加者からは、若手研究者の育成や、政府によるイノベーション・エコシステムの形成支援についてなど、多くの質問が寄せられ、活発な議論が行われました。