文化や芸術を国や地域の魅力につなげ、新たな産業や市場を創出する動きが世界的に広がっています。日本は、和食から現代アートまで多様な文化資源を有しており、世界に誇るべき魅力あるコンテンツ群を生み出しています。文化の価値を生かして地域や産業の活力を生み出し、その成果を活動の担い手に還元し、さらなる価値やイノベーションの創出につなげるエコシステムを構築し、文化と経済の好循環を実現することが求められています。
このため、2024年6月より、文化に関連する政策の企画立案に携わる行政官をはじめとする関係者の参加のもと研究会を開催し、文化の多面的な活用や発信、産業としての育成、人材養成等、 文化戦略の政策的基盤の充実を実現する方策について検討することとしました。
2024年度
(※以下、報告者の所属は資料作成当時のもの)
- 我が国における文化政策の概観(2024年6月)
文化庁参事官(文化拠点担当)付参事官補佐 三木直樹 - 文化芸術の振興に関する施策の概観(2024年7月)
文化庁参事官(文化拠点担当)付参事官補佐 三木直樹
文部科学省高等教育局国立大学法人支援課企画官 田井祐子 - 文化産業と施策~「推し」をめぐる政策の話(2025年4月更新版)
経済産業省大臣官房秘書課長補佐兼経済産業研究所コンサルティングフェロー 堀達也 - 地域ブランドとしての文化と総務省関連施策等(2024年10月)
総務省自治財政局準公営企業室長 八矢拓 - 文化外交について(2025年6月更新版)
外務省文化交流・海外広報課長 鈴木律子 - 文化を活かしたまちづくり(2024年12月)
国土交通省都市局まちづくり推進課都市開発金融支援室長 木村よし子 - 観光資源としての「文化」~観光市場の現状と目標を交えて~(2024年12月)
観光庁観光地域振興部観光資源課 課長補佐 丹下涼 - 食文化の振興と農林水産省の関連施策(2025年1月)
農林水産省大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課食文化室長 牧之瀬泰志 - 文化とメディア(2025年2月)
総務省情報流通行政局地域通信振興課デジタル経済推進室長 吉田弘毅 
関連イベント
| 開催日時 | 2024.9.19/17:00~19:00 | 
|---|---|
| 講演者 | 都倉 俊一(文化庁長官)(※オンライン)、伊藤 博之(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社代表取締役)、鳥井 信吾(サントリーホールディングス株式会社代表取締役副会長)、黄 仙惠(城西国際大学メディア学部/大学院ビジネスデザイン研究科教授)、村山 卓(金沢市長)、大田 弘子(政策研究大学院大学 学長) | 
| 演 題 | 
 日本の文化戦略のこれからを考えるシンポジウム(PDF:229KB)  | 
| 会 場 | 政策研究大学院大学(GRIPS) 1階想海樓ホール  オンライン参加も可 <ハイブリット開催>  | 
| 参加費 | 入場無料(事前登録制) | 
| 言 語 | 日本語 / 英語(同時通訳) | 


2024年9月19日「日本の文化戦略のこれからを考えるシンポジウム」を開催しました。合計で180名超の参加があり、盛況のうちに終了しました。ご来場、ご視聴ありがとうございました。当日の概要は以下よりご確認頂けます。

日本の文化戦略のこれからを考えるシンポジウム 開催結果概要(229KB)

