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「大都市の鉄道と地域開発2022」

留学生のための特別サマーセミナー「大都市の鉄道と地域開発2022」が、9月4日(日)と5日(月)、現場見学を含めた集中講義として開催されました。本セミナーは、留学生が東京の都市交通の全体像を知り、日本の各機関・企業と直接交流する場を提供するものとして、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻と本学が共同開催、海外鉄道技術協力協会、JR東日本、東京メトロ、東急電鉄、三井不動産、計画・交通研究会のご協力を得て実施されたものです。2015年、2017年に続き第3回目となる今回は、交通や都市、地域開発に関心のある大学院留学生36名と日本人学生4名、計40名が参加しました。

 

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1日目は本学を会場として座学で2部構成。まずセッション1では、「東京の鉄道システムと都市開発の概要」をテーマに、東京大学の加藤浩徳教授と福田大輔教授のレクチャー、セッション2は、「パンデミックによる変化と今後の戦略」をテーマに、運輸総合研究所、三井不動産、JR東日本、東急電鉄、東京メトロの各社代表の皆様からのプレゼンテーションでした。東京という巨大都市が鉄道とともにどのように発展してきたのか、またそれを支えるのはどのような技術やシステムなのかについて、トップクラスの専門家や実務者から説明がありました。レクチャー後には多くの留学生から活発に質疑が交わされ、ブレイクタイムにも講師を囲んでディスカッションが続くなど、熱意溢れる1日となりました。

 

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2日目は2つのグループに分かれての現地見学でした。第1班は、三井不動産が再開発に大きく関わる日本橋エリアと東京メトロ 総合研修訓練センター(新木場)を、第2班はJR東日本品川駅周辺および東急と町田市による再開発エリア「南町田グランベリーパーク」を訪れました。日本で学ぶ留学生が、鉄道の整備とともに発展してきた東京について、およびその大都市を支える公共交通や街の技術面、政策面の諸方策について、現地の歴史的、文化的背景などにも触れながら、総合的、俯瞰的に学ぶことができた極めて貴重な機会となりました。

 

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                           協力:JR東日本

 


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