政策研究大学院大学では、2019年9月17日～9月20日の4日間、タイ政府法制委員会事務総局（OCS：Office of the Council of State）の職員(15人)を対象に、日本の行政制度に関する研修を実施しました。

本研修プログラムでは、研修責任者である堀江正弘名誉教授（グローバルリーダー育成センター所長）が、日本のパブリックセクターの組織の制度・管理、公務員制度と人事管理、行政改革、政策形成・執行・評価と行政官の役割、リーダーシップについて、久保歩美准教授が、情報公開法等政府と国民の関係に関する制度についての講義を行いました。

また、人事院と総務省を訪問し、人事院では国家公務員の腐敗防止と服務規制・倫理制度等について、総務省では行政不服審査法や大改正の経緯等についての講義をいただきました。

研修最終日には堀江正弘名誉教授によって全体の補足講義と質疑応答が行われ、研修生からは、充実した４日間であったという声が多く聞かれました。修了式にて研修生一人一人に修了証を授与し、研修を終了しました。