政策研究大学院大学はタイ王国政府人事委員会（OCSC）の要請を受け、2018年9月11日から13日までの3日間、リーダーシップ開発をテーマに短期研修を実施しました。研修には、タイ政府各省庁等の局長クラス候補である幹部公務員21人および人事委員会（OCSC）職員3人が参加しました。

研修プログラムでは、本学の堀江正弘名誉教授 （グローバルリーダー育成センター所長）が “Good Governance, Government Reform and Innovation” と “Leadership for the 21st Century”をテーマに講義を行い、研修生からは職場での問題点、日本とタイの違いなど、様々な意見が出されました。

学外では、総務省を訪問し、革新的なオフィスイノベーションの取り組みと働き方改革の実例について話を伺い活発な意見交換を行いました。また川崎火力発電所では、世界最高の熱効率の仕組みや、他施設への蒸気提供、環境保全の取り組み等の説明を受けた後、最新鋭の発電設備を見学しました。

研修最終日は、Wrap-upセッションで講義や訪問を振り返って日本とタイの公的部門におけるリーダーシップについて意見交換を行い、研修生全員に修了証を授与しました。