政策研究大学院大学では、タイ王国政府人事委員会（OCSC）の要請を受けて、タイ政府から選抜された若手幹部候補公務員14名の研修員を受け入れ、平成 21年8月24日から9月4日の12日間、PMLTP（Public Management and Leadership Training Program）研修プログラムを実施しました。

研修プログラムでは、研修責任者の堀江教授をはじめ、本田、原、大田、井川、小松の各教授、及び本学客員教授である田中秀明、田中一昭の各氏による講義に 加え、現職の行政官の講義等を通じて、政府の役割や行政の主要な制度と改革（国・地方の行財政制度、公務員制度、行政改革）、産業政策、エネルギー政策、 公害対策、地球環境問題等の行政課題やリーダーシップについて学びました。

東京では、経済産業省・環境省を訪問したほか、株式会社パスコを訪問し杉本社長から講話をいただきました。また奈良県・京都府・京都市を訪問して、地域における行財政や観光政策等について学ぶとともに、現地の先端的企業である島津製作所を訪問しました。

最後に、研修員はグループに分かれて、公共部門におけるリーダーシップの在り方についてコンセプトペーパーを作成し、発表をしてこの研修を修了しました。

講義

歓迎レセプション

経済産業省

環境省訪問（事務次官表敬）

リーダーシップ・ワークショップ

国会見学

奈良県（知事表敬）

京都府（知事表敬）

京都市（副市長表敬）

島津製作所（京都市）見学

（株）パスコ訪問

修了式