研究・イノベーション学会の学会賞は、科学技術に関する政策と経営の研究活動を活性化することを目的として研究者・実務家・行政官の一連の研究活動に対して与える賞として2007年に表彰が開始されており、今回の受賞は同教授のこれまでの研究活動における「知的財産政策が知識の創造・流通に及ぼす影響に関する生命科学分野を中心とした実証的研究での顕著な成果」が高い評価を受けたものです。

　隅藏教授の専門は知的財産政策、産学連携政策、科学技術イノベーション政策、ライフサイエンス政策です。1998年に東京大学で博士号（工学）を取得し、東京大学先端科学技術研究センターを経て2001年より本学に在籍しています。

　また、同学会の年次大会での学生による発表の中で優れたものに与えられる「スチューデントアワード」を本学修士課程科学技術イノベーション政策プログラムに在籍する沼尻保奈美氏の発表「オープンサイエンスが研究活動へ与える影響：National Forest Inventory データの事例」が受賞。本アワードは本年から創設されたもので、記念すべき第1回目の受賞となりました。

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