役 職 | 教授 |
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学 位 | 博士(工学)、東京大学 |
専門分野 | 知的財産政策、科学技術政策 |
現在の研究対象 | (1)生命科学分野の知的財産保護法制(遺伝子特許、リサーチツール特許、幹細胞特許、生命倫理と知的財産権など)に関する研究 (2)基礎研究の社会的・経済的インパクトに関する研究 (3)科学者コミュニティで生み出された知的財産の流通を促進するための方策の研究 (4)産学連携を担う知的財産マネジメント人材の育成手法ならびにキャリアパスについての研究 など |
- 略歴
1998年 博士(工学)東京大学
東京大学先端科学技術研究センター客員助手
1999年 同センター助手
2001年 本学助教授
2007年 本学准教授
2016年 本学教授
- 主要な著作・論文等
(主要著書)
隅藏康一・竹田英樹編著『幹細胞の特許戦略』(発明協会、2011)
隅藏康一編著『知的財産政策とマネジメント 公共性と知的財産権の最適バランスをめぐって』(白桃書房、2008)
隅藏康一編著『知的財産88の視点』(税務経理協会、2007)
岡崎康司・隅藏康一編著『理系なら知っておきたい ラボノートの書き方』(羊土社、2007)
永田晃也・隅藏康一責任編集『MOT 知的財産と技術経営』(丸善、2005)
隅藏康一(単著)『これからの生命科学研究者のためのバイオ特許入門講座』(羊土社、2003)
渡部俊也・隅藏康一共著『TLOとライセンス・アソシエイト』、(ビーケイシー、2002)
相田義明・平嶋竜太・隅藏康一共著『先端科学技術と知的財産権』(発明協会、2001)
(主要論文)
隅藏康一「遺伝資源へのアクセスと利益配分の概要」、『日本の科学者』、45巻、552-557頁(2010)。
Hiromi Saito and Koichi Sumikura "An Empirical Analysis on Absorptive Capacity Based on Linkage with Academia," International Journal of Innovation Management, 14, 491-509 (2010).
Koichi Sumikura "The Issues Surrounding Patent Protection for Human-Embryonic Stem Cells and Therapeutic Cloning in Japan," Joseph Straus, Peter Ganea and Yu-Cheol Shin (eds.) Patentshutz und Stammzell-forschung, Internationale und rechtsvergleichende Aspekte, 111-121, Springer, (2009).
Koichi Sumikura "Intellectual property rights policy for gene-related inventions - toward optimum balance between public and private ownership," David Castle (ed.) THE ROLE OF INTELLECTUAL PROPERTY RIGHTS IN BIOTECHNOLOGY INNOVATION, 73-97, Edward Elgar, (2009).
隅藏康一「いま大学では何が起きているか 特許の機能と産学連携」、『科学』、78巻、1006-1012頁(2008)。
Itsuki Shimbo, Yoko Ito and Koichi Sumikura "Patent protection and access to genetic resources," Nature Biotechnology, 26, 645-647 (2008).
隅藏康一「ライフサイエンス分野におけるライセンス・データベースの展望―総合科学技術会議の指針を受けて―」、『知財ぷりずむ』、6巻(63号)、9~18頁(2007)。
隅藏康一「マテリアル・トランスファー契約(MTA)の現状と課題」、『知財ぷりずむ』、6巻(61号)、104~110頁(2007)。
Itsuki Shimbo, Andrew Cobden and Koichi Sumikura "The patentability of medicinal inventions related to personalized medicine in Japan," Nature Biotechnology, 23, 1367-1369 (2005).
Itsuki Shimbo, Rie Nakajima, Shigeyuki Yokoyama and Koichi Sumikura "Patent Protection for Protein Structure Analysis," Nature Biotechnology, 22, 109-112 (2004).
隅藏康一「先端科学技術における特許プールの活用(上)-MPEG-LAの事例-」、『BIO INDUSTRY』、20巻2号、42-52頁;「先端科学技術における特許プールの活用(下)-バイオ分野の特許プール-」、『BIO INDUSTRY』、20巻3号、55-62頁(2003)。
隅藏康一「知的財産権を目利きする『円錐型人材』が日本を変える:大学は 『知的財産』とどのように向き合うべきか」、『IILLUME』、30号、4-21頁(2003)。
隅藏康一「TLOの人材育成策―米国TLOにおけるアカデミック・バックグラウンドの実態調査から―」、『研究 技術 計画』、Vol.18 No.1/2、14-21頁(2003)。
(受賞)
「バイオ知財および知財人材ネットワークの構築」により、平成20年度TEPIA知的財産学術奨励賞・日本知財学会特別賞を受賞(2008)
「バイオテクノロジー分野のイノベーション促進のための知的財産制度の研究」により、第1回公益信託「マイクロソフト知的財産研究賞」を受賞(2004)
渡部俊也・隅蔵康一(共著)『TLOとライセンス・アソシエイト』(ビーケイシー、2002)により、日経BP社BizTech図書賞受賞(2002)
- 社会貢献等
文部科学省 科学技術・学術審議会 ライフサイエンス委員会 基盤整備領域小委員会 委員(2001)
文部科学省 研究開発成果の取扱に関する検討会 メンバー(2001-2002)
文部科学省 科学技術・学術審議会 技術・研究基盤部会 産学官連携推進委員会 知的財産ワーキング・グループ 委員(2002)
(財)神奈川科学技術アカデミー バイオ知財人材育成システム開発チーム チームリーダー(2003)
内閣府 総合科学技術会議 知的財産戦略専門調査会「研究における特許使用円滑化検討WG」メンバー(2005)
内閣府 総合科学技術会議 知的財産戦略専門調査会「ライフサイエンス分野における知的財産の保護・活用等に関する検討プロジェクトチーム」メンバー(2006)
衆議院経済産業調査室 客員調査員(2006-現在)
裁判所専門委員(東京高等裁判所、東京地方裁判所、大阪地方裁判所所属)(2008-現在)
日本学術会議 特任連携会員(2009-2010) 他多数
- その他
研究・イノベーション学会 理事(2000-現在)
日本知財学会 理事(2002-2014)、学会誌編集委員会・企画委員長(2014-現在)
日本機械学会 法工学専門会議 運営委員会 委員長(2014-2017)
知的財産マネジメント研究会 創設者、総合オーガナイザー(2000-現在)
- リサーチマップ
https://researchmap.jp/read0091011
- メールアドレス
sumikura
※送信する際には後ろに「@grips.ac.jp」 と入れてください。