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2019.8.27

TICAD7サイドイベント:国際シンポジウム「アフリカ科学技術のための高度人材育成と大学間連携」を開催

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TICAD7_logo2019年8月27日、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)のサイドイベント:国際シンポジウム「アフリカ科学技術のための高度人材育成と大学間連携」を横浜で開催し、田中明彦学長が基調講演、角南篤学長特別補佐がパネルディスカッションのモデレーターを務めました。

 

本シンポジウムは「アフリカ科学技術発展のための大学間ネットワークの構築」をテーマに国際協力機構(JICA)が主催し、アフリカ地域持続可能な開発目標センター(SDGC/A)と本学が共催として開催したもので、SDGC/Aのベライ・ベガシャウ総裁をはじめ、ベライ・カッサ汎アフリカ大学(PAU)学長、ヴィクトリア・ングミ ジョモケニヤッタ農工大学(JKUAT)学長、エルゴハリエジプト日本科学技術大学(E-JUST)学長等が登壇し、総勢100名の来場者を迎えて大盛況となりました。

  

冒頭、鈴木規子JICA理事が、JICAのアフリカにおける科学技術分野の高等教育プロジェクトについて、その全体像と今後の構想を解説。続く基調講演1では、ベライ・ベガシャウSDGC/A総裁が、アフリカ高等教育が直面している課題と2018年にその強化に向けて採択した目標「キガリ・イニシアティブ」について語りました。

 

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基調講演2として登壇した田中明彦学長は、科学技術外交推進会議委員としての立場から、日本の「科学技術外交」の成り立ち、これまでの取組と成果、今回のTICAD7に向け外務大臣科学技術顧問から提出された提言「イノベーション・エコシステムの実現をアフリカと共に」の概要について語り、日本とアフリカは科学技術を通してSDGs達成に向けて共に成長し、理想的な社会を追求することができると結びました。

 

科学技術分野の高度人材育成に取り組むアフリカの3つの拠点大学(PAU、JKUAT、E-JUST)と南アフリカ大学協会(USAf)、世界銀行、九州大学の代表者により行われたパネルディスカッションでは、アフリカの開発における科学技術イノベーション(STI)の課題や展望、日本とアフリカ、アジアの教員・研究者のネットワーク形成の重要性、教育および研究面の連携強化、それを取り巻く開発パートナー間の連携強化などについて熱く議論されました。

 

モデレーターを務めた角南篤学長特別補佐は、アフリカの高等教育分野の発展のためには、今後継続的に議論を行うことが重要だとして、このシンポジウムは盛会のうちに幕を閉じました。

 

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