イベント案内
2024.01.30(火) 開催
第4回FPCI-GRIPS公開フォーラム(オンライン) 「インドネシアとOECD加盟:政治的・経済的含意の吟味」
政策研究大学院大学(GRIPS)政策研究院は、インドネシアにおける主要なシンクタンクであるインドネシア外交政策コミュニティ(FPCI)と共催し、「FPCI-GRIPS公開フォーラム」を実施しております。このフォーラムは、専門家、政策実務者が、国際問題や外交政策における最も差し迫った課題に関して、東南アジアや日本の研究者、学生と議論するための公開ウェビナーです。
〇背景:
2023年7月、インドネシアは、1961年に欧州諸国によって設立された国際機関である経済協力開発機構(OECD)への加盟を正式に表明した。インドネシアがOECDに加盟すれば、日本と韓国に次ぐ3番目のアジア加盟国となる。
OECD加盟は、インドネシアの経済・社会政策が遵守すべき基準を強化することを目的としているため、国際舞台におけるインドネシアの経済的信頼性を高めることが期待されている。インドネシアがOECD加盟を目指すという決定から浮かび上がってくる主な疑問は、単にどのようなメリットがあるかということだけでなく、インドネシアが予期しなければならない政治的・経済的コストは何かということ、そして、OECD加盟がインドネシアの外交政策や特定の国に対する姿勢、BRICSのような他の多国間経済グループにとってどのような意味を持つのかということである。
今回のフォーラムではインドネシアのOECD加盟承認の様々な影響やOECD外交と周辺国との関係、重点課題について議論します。
こちらのウェビナーは終了いたしました。多くの皆様に視聴参加をいただき、ありがとうございました。
録画したウェビナー動画はGRIPS YouTube チャンネルよりご視聴いただけます。
イベントのフライヤーはこちら をご覧ください。
〇日 時:2024年1月30日(火)16:00~17:30(日本時間) 14:00-15:30(ジャカルタ時間 )
〇形式:Zoomウェビナー(無料)
〇言語:英語(通訳なし)
〇テーマ: "Indonesia and OECD Membership: Weighing the Political-Economic Implications"
「インドネシアとOECD加盟:政治的・経済的含意の吟味」
〇スピーカー
岡村 善文氏 立命館アジア太平洋大学副学長・前OECD日本政府代表部大使
Dr.Muhammad Hadianto, インドネシア共和国 経済省経済担当調整大臣府 多国間協力首席調整官・副局長(経済・金融・国際金融機関担当)
Ms.Shinta Kamdani, APINDO(インドネシア経営者協会)会長
〇モデレーター
Ms.Lusia Novita Sari, FPCI女性外交政策フェロー
〇プログラム
16:00~16:10 岡村大使による開会挨拶
16:10~16:45 モデレーターによるディスカッション
16:45~17:25 参加者との質疑応答
17:25~17:30 閉会
演 題 | 第4回FPCI-GRIPS公開フォーラム(オンライン)「インドネシアとOECD加盟:政治的・経済的含意の吟味」 |
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動 画 | https://www.youtube.com/watch?v=YNigxeYii9s&t=557s |