イベント案内
2022.12.02(金) 開催
GRIPS-FPCI AOIPカンファレンス「AOIPの下でのインド太平洋協力の実現に向けて」
政策研究大学院大学(GRIPS)は、インドネシアにおける主要なシンクタンクであるFPCI(Foreign Policy Community of Indonesia)と共催し、「AOIPカンファレンス」を実施する予定です。インド太平洋の概念を最初に導入したのは日本であり、2007年に故安倍晋三首相がインド議会で行った演説でした。その後、2019年に「インド太平洋に関するASEANアウトルック (AOIP)」として地域的に採択されたインド太平洋の展望の概念を押し進めたのはインドネシアです。
地域的な展望を持つことは、ASEAN諸国にとって重要です。なぜなら、AOIPはASEANが日本、米国、豪州、インド、欧州等の対話国との間でインド太平洋の議論を見るための重要なプラットフォームを提供しているからです。さらに、ASEANはインド太平洋のちょうど中心に位置しており、それゆえ、この地域はそれに特化したビジョンを持つべきでしょう。
この構想が採択されて以来、中国を含むすべてのASEANパートナーがAOIPを認め、支持しています。この展望の包括性の精神が、AOIPを相違の架け橋とみなしています。ASEANは、そのフォローアップとして、別の付属文書を作成すべきでしょうか。日本の「自由で開かれたインド太平洋」など、他の国々の構想の中で、AOIPはどのように位置づけられるべきでしょうか。日本、ASEAN、米国、豪州、インド、中国からの専門家を招いて議論を行います。
こちらのウェビナーは終了いたしました。多くの皆様に視聴参加をいただき、ありがとうございました。
録画したウェビナー動画はGRIPS YouTube チャンネルよりご視聴いただけます。
- 日時:12月2日(金)11:00~14:00(日本時間)
- 形式:Zoomウェビナー
- 言語:英語(日本語への同時通訳あり)
- テーマ:GRIPS-FPCI AOIPカンファレンス
「AOIPの下でのインド太平洋協力の実現に向けて」 - 主な議論点
セッション1:インド太平洋の戦略的現状は?
- ロシアのウクライナ侵攻後のインド太平洋地域の現在の地政学的動向に関する評価。
- 包括性、自由で開かれたインド太平洋 の概念:それは何を意味するのか?
- 地政学的な変化と緊張の中でのASEANの中心性。
セッション2:AOIPの実現に向けてどう進めるか?
-インド太平洋の枠組み:ASEAN+3,EASより大きなプラットフォーム
-海洋、コネクティビティ、SDGs、経済協力の柱 - プログラム詳細及び登壇者はこちら
- e-flyerはこちら
演 題 | 「AOIPの下でのインド太平洋協力の実現に向けて」 |
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会 場 | Online |
参加費 | Free |
動 画 | https://www.youtube.com/watch?v=rj54U8g9RFo |