研修事業

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2019.11.8

マレーシア政府行政官、大学幹部職員向けの研修【行政改革における日本の経験】

政策研究大学院大学(GRIPS)では、マレーシア国立科学大学の行政改革・生産性センター(PIPPA) からの要請を受け、2019年11月6日~8日の3日間、首相府、財務省等マレーシア連邦政府機関、サバ州政府、大学の幹部職員等、選抜されたメンバー21名を対象に、日本における行政改革や組織管理等に関する研修を実施しました。この研修は今年で3度目の実施となりました。

 

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今回の研修では、研修責任者の堀江教授(GRIPS名誉教授、グローバルリーダー育成センター所長)から、日本の政治・行政の制度(地方政府を含む)と日本及び世界におけるパブリックセクターの改革の概要の講義、行政組織・省庁以外の政府関係組織のマネジメントと改革、地方分権、地方政府の改革、規制行政改革、行政相談、行政不服審査、行政手続き、情報公開など国民と政府の関係に関する制度について講義を行いました。

 

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研修2日目には、実際にオフィス改革と働き方改革を進めている現場を見学するため、総務省行政管理局を訪問させて頂きました。総務省では、革新的なオフィス改革や働き方改革の取り組み事例について話を伺い、活発な意見交換を行いました。働きやすい環境づくりのための取り組みとして、レイアウトの変更、インフラ整備などの「ハード」面の試みと、ワークスタイルの改革や管理職の意識改革など「ソフト」面での試みについて、成功例だけではなく、失敗例についてもご説明頂きました。総務省行政管理局の方々からは、日本とマレーシアとでは組織文化や目指すべきゴールでは異なるところがあるものの、総務省の取組が参加者の刺激になるとともに、少しでも働き方改善の参考になればと、前向きにご協力頂きました。

 

最終日のラップアップ・セッションでは、研修を経て得られた知識と経験をどのようにマレーシアの行政改革に活かせるか、様々な観点から感想が述べられました。研修生全員に修了証が授与され、研修を終了しました。

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