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2018.8.28

公共政策プログラムで「被災地学習」を行いました

大分県 2018年8月25日(土)から27日(月)まで、本学の公共政策プログラムの学生19名が、防災・危機管理コースディレクターの武田教授をはじめとする先生方と被災地を訪れました。

 本年度は、平成28年熊本地震、平成29年7月九州北部豪雨、平成30年中津市耶馬渓の斜面崩壊、平成30年7月豪雨を災害の対象とし、熊本県、大分県、福岡県の災害現場を視察するとともに、国、県、市町村、住民等の方々からご講話をいただき、活発な意見交換を行いました。

 「被災地学習」は、災害の発生した現地を訪れ、被害状況や復興の取組みを直接学ぶとともに、地域のキーパーソンの方々のお話を伺い、意見交換をすることで被災地の課題等について学習することを目的としています。

朝倉市役所

  今回は、多くの関係機関のご協力により、九州地方における近年の災害の被害状況や各機関の取組みを直接伺い、被災地の現状や課題を学ぶことができました。また、各地で、GRIPS修了生の先輩たちにお会いし、激励をいただきました。

  お世話になりました皆様、本当に有難うございました。

 

■参加学生感想

 私自身は、これまで大きな災害を経験したことがなく、また実際に被災地に訪れたことがなかったため、この度の被災地学習を通じて、被災自治体、被災者に直接お話を伺う機会を得たことは、大変有意義な機会であった。

 大分県及び福岡県の土砂災害現場の視察においては、土砂崩れが発生した斜面や氾濫した河川が残した爪痕が、損壊した建物や折れ曲がったガードレールなどの至るところに散見され、熊本城自然の脅威を目の当たりにした。

 派遣元に戻った後も、本被災地学習で学んだ多くの取組みや、現地の方々の経験を活かせるよう、実務に反映していきたいと考える。

■参加学生感想

 被災地学習で得られたことについて、大きく次の二つが挙げられる。第一に、災害における被害のスケールを直接感じたこと、第二に、複数の関係機関の防災対応を考えるきっかけとなったことである。

 普段は直接話をする機会がない首長および各組織の幹部の方々から、災害当時の対応や復旧対応について話を伺うことができた。特に、国、県、市町村の防災対応について、異なる視点で考えるきっかけとなった。

 職務に戻ったのちに今回得られたことを社会に還元していきたい。

 

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