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2017.5.25

公共政策プログラムの学生が市街地整備見学会を行いました。

 

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2017年5月25(木)、公共政策プログラムのインフラ政策コース及び防災・危機管理コースの学生が、独立行政法人都市再生機構(UR)の協力のもと、大手町エリアの連鎖型都市再生事業及び荒川二・四・七丁目地区の密集市街地整備の取組みの概要を学ぶとともに、実際に現地を訪問し、それぞれの事業の実施状況を見学しました。

 

 

見学会は、派遣元での通常業務の中では見る機会のないであろう、防災やインフラ整備に関連する代表的な現場を見て都市整備の現状を学習することを目的としており、今回は、URのご協力により、国際競争力強化を目指す都心での都市再生プロジェクトと密集市街地での防災性向上による安全・安心なまちづくりの現場を見せていただきました。

 

 

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■インフラ政策コース学生感想

インフラ政策コースとしては都市開発に興味があるものの、実際に触れることは少なく、大変刺激的な見学となった。異なる特徴をもった複数の地域を比較して見学することで、それぞれに適した開発の仕組みを整理して学ぶことができた。特に連鎖型都市開発について、多くの関連事業者と調整し、効率的な開発ができるという点が印象深かった。今後、今回の経験を踏まえ、当事業の経過に注目していきたい。

 

■防災・危機管理コース学生感想

実際に荒川二・四・七丁目地区内を歩いてみると、狭いところでは一人分の幅員しかない道路の両側に木造住宅が密集して並んでおり、大地震が発生したときだけではなく、通常の火災の消火活動も困難を極めそうだという印象を持ちました。地区内の住民の方はこの状況を理解しており、防災意識が高いそうです。例えば、初期消火用の水バケツが地区内の至る所に準備されていて、水もしっかりと入っていました。しかし、一度火災が発生した場合、木造密集地域は延焼の危険が高く、大規模な火災につながる恐れがあります。この地区の防災機能を高めるために、道路拡幅、公園等オープンスペースの確保、不燃化建物への建替えといった現在行われている整備事業を、住民の方との協働で着実に進めていくことが重要だと感じました。

 

 

 

 

 

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