本学では、日本の経済産業省及びシンガポールの貿易産業省より要請を受けて、平成26年9月1日から9月5日までの5日間、両国の若手官僚13名を対象とした合同リーダーシップ研修を実施しました。この研修は、本年1月にシンガポールにおいて第一回合同研修が実施されており、今回、日本における第二回研修を本学にて実施したものです。

研修責任者である堀江正弘特別教授（グローバルリーダー育成センター所長）をはじめ、中小企業大学校東京校人材支援アドバイザーの海堀昇平氏、経済産業省の講師らより、日本の行政、経済、中小企業政策、通商政策、資源エネルギー政策、リーダーシップ等を学びました。本学での講義以外に、経済産業省や関連企業・施設等を訪問しました。

また、研修生は3つのグループに分かれ、中小企業政策とアジア経済開発、日本・シンガポールのエネルギー開発と地域協力、日本・シンガポール間での共同研究開発と標準化の枠組みについての政策提言を作成、発表をし、宗像直子貿易経済協力局長との対話をもってこの研修を修了しました。