政策研究大学院大学では、タイのスコータイ・タマティラート・オープン大学（STOU）を通じて、バンコク都（BMA）の依頼により、平成25年9月24日～27日、9月30日の5日間、タイ王国バンコク都職員研修プログラムを実施しました。本研修には、人材育成（HR）に携わる、シニア・プロフェッショナルレベル（中堅幹部）の職員を対象に27名が研修生として来日しました。

研修プログラムでは、研修責任者の横道清孝教授（GRIPS副学長）をはじめ、高田寛文教授（GRIPS）、平井文三教授（亜細亜大学）、木村俊介教授（一橋大学）による講義等を通じて、地方自治体や地方公務員の制度や人事管理・人材育成について学びました。

地方自治体における人事管理・人材育成について更に知見を深めるため、さいたま市職員研修センター、北区役所を訪問し、市行政の概要や人事施策及び人材育成施策、北区における行政の現状や課題について学びました。北区訪問後には、世界で初めての公立の盆栽美術館である、さいたま市大宮盆栽美術館も訪問しました。

最後に、研修生は研修を通して学んだこと等、レポートにまとめて発表し、この研修を修了しました。