2009年8月9-10日、第8回Asian Statesmen’s Forumをボゴールで開催しました。
Asian Statesmen’s Forumとはアジアの平和と安定のため、我が国の若手政治家有志と学識経験者がタイ、インドネシア、マレーシア及びシンガポールなどの若手政治指導者と 一緒に、個人の資格で率直にアジアの政治経済・エネルギー環境の諸問題を自由に討議し対話パイプの強化を図る趣旨で、1999年から年に一回ほど、40名 程度の限定メンバーを対象として開催しているフォーラムです。主要なメンバーには、スリン・ピツワン氏（現ASEAN事務局長、元タイ外務大臣）、塩崎恭 久衆議院議員（前官房長官）、林芳正参議院議員（現防衛大臣）、武見敬三前参議院議員、アリフィン・パニゴロ氏（現PTMEDCOグループ会長）、白石副 学長などがいます。
第七回の開催までは任意団体である、アジア・太平洋エネルギーフォーラムおよびアジアシードが事務局を担当していましたが、諸般の事情により両組織による 事務局業務の継続が困難になったため、メンバーでもある白石副学長の提案により、第8回より政策研究大学院大学が事務局を引き受けています。
この回ではエネルギー問題（ガス、石油、原子力）、教育と人材育成、東アジアにおける経済連携、地域開発と経済的グローバリゼーションを経て核都市の発展、アジアの政治情勢などについて意見交換を行いました。