イベント案内
2012.3.16(金) 開催
政策フォーラム
東日本大震災以降、日本のエネルギー戦略の見直しが求められている。
しかしながら、百花繚乱の議論のなかで、整合性・実現性があり、
かつ将来の不確実性に対する適応力もあるようなエネルギー戦略のあり方について
、議論の着地点が見えていない。
いま必要とされているのは、バイアスのかからない現実を踏まえた技術にかかわる
俯瞰的・長期的見通しが共有されたうえで、その見通しを前提にいくつかの政策的選択肢が
冷静に策定され、オープンな場で、その選択肢が検証、比較考量され、
エネルギー戦略にかかわる長期ビジョンが国民に受容・共有されていくことである。
本フォーラムは、工学を基盤とする東京大学生産技術研究所と、
政策科学を基盤とする政策研究大学院大学が連携することにより、
技術のリアリティと、政策的議論の架け橋をつくり、国民に受容・共有される
ビジョン形成に貢献することを目的とするものである。
プログラム
1 13:00- 開会挨拶 政策研究大学院大学 副学長 大山達雄
2 13:10- 趣旨説明 東京大学生産技術研究所 所長 野城智也
3 13:20- 主題に関する講演
① 技術の現場から 高効率火力発電の必要性と可能性:東京大学生産技術研究所 特任教授 金子祥三
② エネルギーインテグレーション-需給シナリオ評価の視点:東京大学生産技術研究所 特任教授 荻本和彦
③ 電力不足とデマンドレスポンス-スマートコミュニティの実証プロジェクトから-: 政策研究大学院大学 准教授 田中誠
(休憩)
4 15:30- パネルディスカッション
金子祥三+荻本和彦+田中誠 (司会)野城智也
5 16:30- 質疑応答
6 17:20- 閉会あいさつ
開催日時 | 2012年3月16日~2012年3月16日 13:30~17:30 |
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演 題 | 「エネルギー戦略を考える」 |
会 場 | 政策研究大学院大学 講義室L |