ニュースとお知らせ
2022.2.9
日本の災害対策に関するオンライン講座を開催しました“Thinking about Climate Change and Disasters”
政策研究大学院大学は2月7日、オランダのIHEデルフト水教育研究所との共催により、外務省受託事業の一環としてオンライン講座を実施しました。本講座の開催には、国立研究開発法人土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)もご協力いただきました。
はじめに、本学の菅原賢教授が、“Disasters in the World and Japan”をテーマに、過去30年間の世界各国における自然災害や、東日本大震災等を例とした日本の災害と防災政策ついて講義を行いました。続いて、ICHARMの小池俊雄センター長が、“Climate Change and Flood Disasters”をテーマに、日本の水害対策の変遷と最近のイニシアティブ、気候変動と災害に関する国際協力ついて発表しました。本講座のモデレータは、IHEデルフト水教育研究所のGraham Jewitt教授が務め、様々な機関の専門家を中心に約80名が参加しました。
参加者からは、気候変動とインフラ政策、日本政府による防災政策の決定プロセスなどについて質問が寄せられました。