研修事業
2023.2. 7
フィリピン大学ロスバニョス校とオンライン講座を開催しました"Flood Disasters Resilience and Sustainability Under Climate Change"
政策研究大学院大学は2月7日、フィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)との共催により、外務省受託事業の一環としてオンライン講座を実施しました。本講座の開催には、国立研究開発法人土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)もご協力いただきました。
はじめに、本学の菅原賢教授が、"Disasters in the World and Japan"をテーマに、地震、サイクロンなどの世界各国における災害や、日本の自然災害と水害対策ついて講義を行いました。続いて、ICHARMの小池俊雄センター長が、"Flood Disasters Resilience and Sustainability under Climate Change"をテーマに、日本の流域治水の取り組みや、2022年4月に熊本で開催された第4回アジア・太平洋水サミットついて発表しました。本講座のモデレーターは、UPLBのThaddeus P. Lawas氏が務め、フィリピンの研究者と学生を中心に約140名が参加しました。
参加者からは、災害復興におけるリロケーションや、日本の河川管理など、様々な質問が寄せられ、活発な議論が行われました。