研修事業
2010.7. 6
タイ王国県知事・県副知事研修2010を実施
平成22年7月6日から7月22日までの間、政策研究大学院大学でタイSEDP(Senior Executive Development Program)研修を実施しました。本研修は、タイ王国政府人事委員会(OCSC)の要請により、2005年に始まってから今回で6回目の実施となり、 今年は研修生として、県知事1名及び県副知事4名、同行者としてOCSCスタッフ1名の合計6名が来日しました。また、今回研修に参加したPeerasak Hinmuangkowブリーラム県知事は2006年にも研修生として参加していましたが(当時はシーサケット県副知事)、今回は団長として2回目の参加となりました。
この研修では、研修責任者である横道教授のコーディネートの下、大田教授(副学長)、堀江教授(学長特任補佐)、井川教授、木村教授、小松教授、増山教授といった本学教員や、大阪市立大学の永井教授、環境省地球環境局環境協力室の塚田室長補佐、国土交通省国土計画局の中島国際協力調整官といった学外教員や現職の行政官等から、 日本の政治・経済、地方自治、行政改革、環境政策及国土政策などについて講義を受けました。
また、都内視察で総務省、全国知事会及び衆議院を訪問するとともに、地方旅行では、京都、奈良を観光した後、福井県、石川県、金沢市、南砺市、豊田市及び愛知県を訪問して、日本の地方自治体現場における行政改革や地域活性化政策などを学びました。
研修期間中、研修生からは常に積極的に質問がなされました。
研修団は、最後に本研修から得た知識・経験やノウハウを活かして、各自がそれぞれの県で今後推進していくべきアクションプランを発表し、本研修を修了しました。
平城京1300年祭視察(奈良) 茶道体験(京都)
福井県庁訪問 (知事表敬) 石川県訪問 (金沢城跡・兼六園)
金沢市役所訪問 (市長表敬) 南砺市訪問 (菅沼集落)
豊田市訪問 (旧足助町) 愛知県訪問 (日泰寺)
歓迎レセプション 講義風景
総務省 全国知事会
修了式