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2024.4.30 お知らせ

廣木謙三教授がオランダ王国よりオラニエ=ナッサウ勲章司令官章の叙勲を受けました

廣木謙三教授がオランダ王国のオラニエ=ナッサウ勲章司令官章の叙勲を受け、2024年4月23日に東京都港区の駐日オランダ王国大使館で叙勲式が執り行われました。

 

オラニエ=ナッサウ勲章は日本の春秋の叙勲、仏国のレジオンドヌール勲章に相当する、1892年に創設されたオランダ王国の主たる勲章です。このうち今回受勲したオラニエ=ナッサウ勲章司令官章は国際的さらには地球規模で重要な功績をあげた者に与えられ、民間人に授与される勲章としては最高位に相当します。日本の学術界からのこの勲章の受勲は47年ぶりです。

 

廣木教授の専門は水防災・国際協力です。本学教授としてその広範な識見と専門知識を世界各国からの学生と共有するとともに、長年にわたり国連などの水会議等の国際的な会議を推進し、また国家元首に対する重要な顧問としても活躍してきました。更に2016 年から 2018 年にかけては多くの政府首脳(オランダ首相を含む)、国連事務総長、世界銀行総裁とともに政策提言・意識高揚活動を実施するなどし、オランダとタジキスタンが共催した国連として46年ぶりとなる歴史的な「国連2023水会議」の基礎を築くなど、日蘭両国間が最高レベルでの協力体制を構築する上で主要な役割を果たした多大な貢献などが功績として高く評価されたものです。

 

叙勲式には関係省庁幹部、国連幹部職員、日蘭学術関係者、駐日オランダ大使館関係者など二十数名が出席し、本学からは大田弘子学長、道下徳成理事が出席しました。 オランダ王国のウィレム・アレクサンダー国王陛下から授与されたオラニエ=ナッサウ勲章司令官章がテオ・ペータス駐日オランダ王国臨時代理大使より廣木教授に対して伝達され、大使より叙勲理由及び祝辞が、引き続き廣木教授から謝辞が述べられました。

 

 

 

【受章者のコメント】

 

オランダ国王陛下からのオラニエ=ナッサウ勲章司令官章の叙勲を受け、大変な栄誉と思います。叙勲にあたり、今までお世話になり指導・支援・協力していただいた、日蘭政府、政策研究大学院大学、土木・水資源等関係学会、国連・国際機関の関係の方々をはじめ多くの先輩、同僚、友人の皆様に心からの感謝を申し上げます。また今まで出張と職務の連続だった私を支えてくれた家族に深く感謝し、喜びを分かち合いたいと思います。気候変動が加速する中で、水と災害問題の解決にはこれからも乗り越えるべき多くの課題がありますが、世界の研究者・関係者と協力を深め、これからも一歩一歩、微力を尽くしていきたいと思います。

 

・廣木謙三教授プロフィール

https://www.grips.ac.jp/list/jp/facultyinfo/hiroki-kenzo/

 

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010

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