飯尾潤

教育

2010.04~2011.03

(1)講 義

  • 「政策過程論」(2単位、春学期) 政策過程に関する基本的な理論と枠組みについて概観するとともに、日本の具体的な事例を交えつつ、政策過程を観察することによって得られる知見の例を紹介し、政策過程の基本的な構造を解説した。
  • 「事例研究方法論」(2単位、夏学期)政策プロフェッショナル・プログラムの学生を主たる対象として、事例研究を用いた博士論文の作成方法について、博士論文をもとにした著作など具体例を示しつつ説明した。
  • 「社会科学方法論(質的分析)」(2単位、秋学期)博士課程レベルの研究に必要な方法論的な基礎知識のうち質的分析に関わる議論を、自然科学の方法論の応用として考える立場と、それを批判する立場の双方を紹介することで解説し、あわせて研究手法にわたる問題を広く扱った。

(2)演 習

  • 「政策過程論特別演習」(2単位、春学期)政策過程論の講義を前提に、博士レベルのフィールド・セミナーとして関係文献を多読した。

(3)論文指導

  • 政策プロフェッショナル・プログラム(博士課程)に所属する15名の学生を指導し、うち2名が博士(政策研究)の学位を取得した。
2009.04~2010.03

(1)講義

  • 「政策過程論」(2単位、春学期) 政策過程に関する基本的な理論と枠組みについて概観するとともに、日本の具体的な事例を交えつつ、政策過程を観察することによって得られる知見の例を紹介し、政策過程の基本的な構造を解説した。
  • 「事例研究方法論」(2単位、夏学期)政策プロフェッショナル・プログラムの学生を主たる対象として、事例研究を用いた博士論文の作成方法について、博士論文をもとにした著作など具体例を示しつつ説明した。
  • 「社会科学方法論(質的分析)」(2単位、秋学期)博士課程レベルの研究に必要な方法論的な基礎知識のうち質的分析に関わる議論を、自然科学の方法論の応用として考える立場と、それを批判する立場の双方を紹介することで解説し、あわせて研究手法にわたる問題を広く扱った。

(2)演習

  • 「政策過程論特別演習」(2単位、春学期)政策過程論の講義を前提に、博士レベルのフィールド・セミナーとして関係文献を多読した。

(3)論文指導

  • 政策プロフェッショナル・プログラム(博士課程)に所属する15名の学生を指導し、うち1名が博士(政策研究)の学位を取得した。
2008.04~2009.03

(1)講義

  • 「政策過程論」(2単位、春学期) 政策過程に関する基本的な理論と枠組みについて概観するとともに、日本の具体的な事例を交えつつ、政策過程を観察することによって得られる知見の例を紹介し、政策過程の基本的な構造を解説した。
  • 「事例研究方法論」(2単位、夏学期)政策プロフェッショナル・プログラムの基幹科目の一つとして、事例研究を用いた博士論文の作成方法について、具体例を示しつつ説明した。
  • 「政策体系論」(2単位、秋学期)政策を統合し体系化するという課題に関して、日本政府の構造を制度的に分析し、なぜそれが難しいのかを明らかにしたうえで、現代日本が直面する諸問題に対応して、個別政策を統合して体系化する可能性を具体的に論じた。
  • 「社会科学方法論(質的分析)」(2単位、秋学期)博士課程レベルの研究に必要な方法論的な基礎知識のうち質的分析に関わる議論を、自然科学の方法論の応用として考える立場と、それを批判する立場の双方を紹介することで解説し、あわせて研究手法にわたる問題にも言及した。

(2)演習

  • 「政策過程論特別演習」(2単位、春学期)政策過程論の講義を前提に、博士レベルのフィールド・セミナーとして関係文献を多読した。

(3)論文指導

  • 博士課程7名(政策プロフェッショナルプログラム)
  • 修士課程1名(公共政策プログラム、修士取得)
  • その他1名(論文博士取得)
2007.04~2008.03

(1)講義

  • 政策過程論(2単位、春学期)
    政策過程に関する基本的な理論と枠組みについて概観するとともに、日本の具体的な事例を交えつつ、政策過程を観察することによって得られる知見の例を紹介し、政策過程の基本的な構造を解説した。
  • 事例研究方法論(2単位、夏学期と冬学期に2回開講)
    政策プロフェッショナル・プログラムの基幹科目の一つとして、事例研究を用いた博士論文の作成方法について、具体例を示しつつ説明した。
  • 政策体系論(2単位、秋学期)
    政策を統合し、体系化するという課題に関して、日本政府の構造を制度的に分析し、なぜそれが難しいのかを明らかにしたうえで、現代日本が直面する諸問題に対応して、個別政策を統合して体系化する可能性につき、具体的に論じた。
  • 社会科学方法論(質的分析)(2単位、秋学期)
    博士課程レベルの研究に必要な方法論的な基礎知識のうち質的分析に関わる議論を、自然科学の方法論の応用として考える立場と、それを批判する立場の双方を紹介することで解説し、あわせて研究手法にわたる問題にも言及した。

(2)演習

  • 政策過程論特別演習(2単位、春学期)
    政策過程論の講義を前提に、博士レベルのフィールドセミナーとして関係文献を多読する予定であったが、負担の関係から正式の受講者はいなかったので、有志学生を相手に回数を減らして開講した。
  • 公共政策特別演習(2単位、秋から冬学期)
    公共政策プログラム所属の学生が、ポリシー・ペーパーを執筆するのを具体的に支援するため、必要な指導を行ったほか、地域政策プログラムの論文発表会に3回合流することで、発表の機会を確保した。

(3)論文指導

  • 4名(政策プロフェッショナル・プログラム)
  • 2名(公共政策プログラム(修士課程)、副査、いずれも修士取得)
2006.04~2007.03

(1)講義

  • 「政策過程論」(2単位、春学期)
    政策過程に関する基本的な理論と枠組みについて概観するとともに、日本の具体的な事例を交えつつ、政策過程を観察することによって得られる知見の例を紹介し、政策過程の基本的な構造を解説した。
  • 「政策体系論」(2単位、秋学期)
    政策を統合し、体系化するという課題に関して、日本政府の構造を制度的に分析し、なぜそれが難しいのかを明らかにしたうえで、現代日本が直面する諸問題に対応して、個別政策を統合して体系化する可能性につき、具体的に論じた。

(2)論文指導

  • 1名(公共政策プログラム)(修士号取得)
2005.04~2006.03

講義

  • 「政策過程論」(2単位,春学期)
    政策過程に関する基本的な理論と枠組みについて概観するとともに,日本の具体的な事例を交えつつ,政策過程を観察することによって得られる知見の例を紹介し,政策過程論の基本的な構造を解説した。
  • 「政策体系論」(2単位,秋学期)
    政策を統合し,体系化するという課題に関して,日本政府の構造を制度的に分析し,なぜそれが難しいのかを明らかにしたうえで,現代日本が直面する諸問題に対応して,個別政策を統合し,体系化する可能性について,具体的に論じた。
2004.04~2005.03

講義

  • 「政治学の分析手法」(2単位、春学期)
    政策との関わりという観点から、政治学で用いられる分析手法を幅広く紹介し、そうした分析手法がどのような目的で用いられ、どのような特性を持つのか、具体的な分析例をもとに解説した。
  • 「政策過程論」(2単位、秋学期)
    政策過程に関する基本的な理論と枠組みについて概観するとともに、日本の事例を使いながら、具体的な場面に即しながら、政策過程を観察することによって得られる知見の例を紹介し、政策過程論の基本的な構造を解説した。
2003.04~2004.03

(1)講義

  • 「政策過程論」(2単位,春学期)
    政策過程に関する基本的な理論と枠組みについて概観するとともに,日本の具体例を用いて政策過程に潜む問題について解説した。
  • 「政策体系論」(2単位,秋学期)
    日本の事例を用いて,政治制度が政策相互の関係においていかなる意味を持つのか,議院内閣制の作動様式を解説する形で論じるとともに,いくつかの政策群について体系化の可能性を論じた。

(2)論文指導

  • 佐脇紀代志・博士論文指導,博士号取得(副指導教官→主指導教官)
2002.04~2003.03

(1)講義

  • 社会科学方法論(博士課程4単位、春学期後半・夏学期・秋学期)
    社会科学における質的分析方法に焦点を絞り、社会科学的方法に関する基礎的な方法論の取得に務めた。まず科学的方法論の構造と実際について学び、それからその限界と問題点について考察し、さらに具体的な研究事例の検討のために、アメリカにおける最近の研究の方法論的解剖を行った。
  • 政策過程論(修士課程2単位、秋学期)
    今年度は具体的な日本政治の事例を用いて、政策過程を基礎づける制度の在り方に力点を置いた講義を行った。
  • Major Policy Issues in Japan(修士課程1単位相当、秋学期後半)
    日本社会が直面するいくつかの政策課題について、日本の政治との連関を重視して講義を行った。

(2)論文指導

  • 佐脇紀代志・博士論文指導(副指導教官)継続中
2001.04~2002.03
  • 当該期間のほとんどの間、在外研究中のため、活動なし。
2000.04~2001.03

(1)政策研究大学院大学における教育

  • 公共政策プログラム・構造分析科目「政策過程論(政策過程の諸類型)」主な項目として、

1.政策科学と政策過程論の発展(4/11)
2.政策サイクル論と政策類型論(4/18)
3.政策の制度的条件(1)統治構造:大統領制と議院内閣制ほか(4/25)
4.政策の制度的条件(2)中央-地方関係ほか(5/2)
5.政策の制度的条件(3)政策手段(5/9)
6.政策の制度的条件(4)政策の表現手段:法律・予算・計画(5/16)
7.政策における社会統合構造の反映:政党システムと政治(5/23)
8.国際環境と政策(5/30)
9.政策の主体と客体:政治と経済を例にして(6/6)
10.サイクルとして完結した政策事例:大規模公共事業(6/13)
11.なかなか実現しない政策事例:税制改革(6/20)
12.連続した政策過程を抱える政策領域の事例:社会保障政策(6/27)
13.内政と外政が連関した政策事例:規制政策と対外交渉(7/4)
14.政策過程における分析枠組みの射程:事例と理論化(7/11)
15.制度設計と政策過程の統御(7/18)

  • 公共政策プログラム・基幹科目「政策研究の基礎」ⅠとⅡにおいて、御厨教授などとともに、「オリエンテーション」「政策決定 の視角」「政策過程における制度条件の変更」「歴史の活用(Thinking In Time)全3回」「忠誠と反逆」などの回を担当。
  • Public Policy Program におけるBasic Trends in Modernization Process and Major Policy Issues in Contemporary World のうち政治行政に関わるMajor Policy Issues について伊藤大一教授とともに担当した。

(2)埼玉大学大学院政策科学研究科における教育

論文指導

  • 井上敬文「行政責任論から見たNPMの意義」
1999.04~2000.03

埼玉大学政策科学研究科における教育

  • 基幹科目「経済社会と政府の機能」(8単位を明彦教授と分担)=講義と演習を組み合わせ、徹底的なトレーニングを行う新たな試みとして始まった基幹科目を最初に担当し、政策過程論の理論と政治制度論について幅広く論じた。なお当初の申し合わせに従い今年は他の科目の開講を遠慮した。
1997.10~1999.03

(1)講義および演習

  • 政策過程論(1997年10月-1998年2月)
  • Policy Science(1997年10月-1998年2月)の前半を担当
  • 政策過程論(1998年4月-7月)
  • 政治学:制度設計論(1998年秋学期開講)
  • Policy Science(1998年10月-1999年2月)

(2)論文指導

  • 永戸彰人『わが国における政策の終了に関する研究』、学位取得
  • 藤井千雅『公共事業のPRに関する研究』学位取得
  • Chaiwatt Mansrisuk、(2E)The political aspect of Japan’s Privatization and the Lessons for Thailand, Political Reform in Japan : The Political Strategy in Overcoming Resistance、学位取得
  • Rizalino Cruz、(2E)Exploring the dynamics of Bureaucratic Corruption: Cases in Japan and the Philippines, Understanding the Issue ofGovernment size in Japan 、学位取得
  • 寺澤泰大『制度設計論による議会の行政統制制度の検討』、学位取得

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010

PAGE TOP

Print Out