研修事業
2014.12.12
平成26年度インドネシアBAPPENAS研修を実施しました
政策研究大学院大学では、インドネシア政府国家開発計画庁(BAPPENAS)の要請を受けて、平成26年12月1日から12月12日までの12日間、Planning and Budgetingをテーマとする、研修プログラムを実施しました。研修には、インドネシア側で選抜されたBAPPENAS職員及びインドネシア大学、バンドン工科大学等関係大学の教員25名が参加しました。
研修プログラムでは、研修責任者の堀江正弘教授(本学特別教授、グローバルリーダー育成センター所長)をはじめ、本学の橋本久義名誉教授、井川博教授、梅溪健児教授、島崎謙治教授、下村郁夫教授、高田寛文教授、星田淳也特任准教授のほか、株田文博氏(農林水産政策研究所政策研究調整官)、小林光氏(慶應義塾大学教授)、田中秀明氏(明治大学教授)、永野博氏(元GRIPS教授)による講義等を通じて、日本の中央・地方行政、予算・会計制度、予算執行・監査・政策評価、財政投融資計画、地方政府の予算と財政計画、社会・経済開発、エネルギー需給、産業振興、国土利用計画・都市計画、社会インフラ整備、食料・農業・農村基本計画、社会保障制度、環境計画、人材育成、科学技術基本計画等、幅広く学びました。また、現場視察として首都高東東京管理局の訪問を通し、交通管制業務等についても学びました。
ワークショップでは3グループに分かれ、インドネシアにおける計画や予算の管理、要改善点に対する意見や考え方についてディスカッションをし、各グループが発表しました。
研修最終日は、堀江教授によるWrap-upセッションが持たれ、修了式では堀江教授から研修生一人一人に修了証が授与され、研修を終了しました。