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2016.2.15

対日理解促進交流プログラム-トロント大学の学生が本学を訪問しました。

(取材・文責 企画室広報担当)

外務省が推進している、日本と米国の学生を対象とした大規模な交流プログラムである、対日理解促進交流プログラム「KAKEHASHI Project」の一部として、2月15日(月)、トロント大学の学生19名が本学を訪れました。

 

本プログラムでは、日本にとって重要なパートナーである米国及びカナダの学生が、人的交流を通じて日本に関する理解促進を図ると共に、日本への持続的な関心を高めてもらうこと等を目的としており、本学も本プログラムに参加しています。

 

トロント大学の学生に加え、本学学生も二十数名参加し、まず、本学教員等による講義を受け、日本社会の概要、福島原子力発電所事故後の日本のエネルギー政策、東アジアの安全保障問題などに関する理解を深めました。

 

続いて、本学日本人学生により、日本の文化、地形的特色、観光名所などを紹介。さらに、文化政策プログラム在籍の岡田麗愛さんによる、京都の四季を表現した日本舞踊が披露され、学生たちをもてなしました。

 

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後半にはグループディスカッションが行われ、学生たちがグループに分かれ、それぞれ、日本の外交政策、南シナ海の領土問題、環太平洋パートナーシップ協定・東アジア地域包括的経済連携について議論を交わしました。中でも、安全保障・国際問題プログラム在籍の安藤優香さん、Jeff Ordanielさん、Young Leaders Program在籍のNicholas Latimerさんは積極的に舵を取り、参加者の闊達な議論と有益な学びを促していました。

 

参加者の一人、トロント大学のMunk School of Global Affairsの修士学生であるAmy Bronsonさんは、本学学生の多様性が印象的であったとし、「カナダはTPPの参加国ですが、今回、交渉国であるアジアの方々と、TPPについて話をすることが出来ました。これは、カナダでは得がたい体験です。」と述べました。

 

また、東北や北海道など東日本の特徴について紹介した、本学の開発政策プログラム在籍の谷口雄一郎さんは、「新たにカナダの友人ができましたし、彼らに日本について紹介することができ、とても貴重な機会となりました。」と話し、今回得た貴重なつながりを大切にし、仲間との再会を果たしたいと話しました。

 

谷口さんを含む本学の学生6名は、この対日理解促進交流プログラムの一環で、3月にトロント大学や首都オタワなどを訪問する8日間のプログラムに参加する予定です。

 

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