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2013.11.26

ASEAN知識経営研修2013を実施しました

2013年11月18日(月)から26日(火)までの9日間、政策研究大学院大学(GRIPS)において、独立行政法人 国際協力機構(JICA)からの要請を受け、一橋大学協力のもと、「ASEAN知識経営研修」を実施しました。本研修は、我が国の途上国援助(ODA)の一環で実施されるもので、ASEAN各国の国家指導者層の育成支援を目的として、我が国において顕著に実践されている知識創造を中核とするリーダーシップと組織経営のアプローチを紹介し、各国が自国の状況に即した効果的なリーダー育成プログラムを整備することを後押しすることを目的としています。

研修には、ASEAN6か国(インドネシア・フィリピン・タイ・ベトナム・カンボジア・ラオス)から人事行政担当機関や学術機関の職員・研究者ら18名が参加しました。

 

株式会社フロネティック代表取締役の川田秀樹氏によるアイスブレーキングに始まり、中央大学ビジネススクールの遠山亮子教授による知識創造理論の講義を受けた後、ケーススタディとして、エーザイ㈱知創部理事・部長の高山千弘氏、ユニ・チャーム㈱企画本部 共振の経営推進室長の上田健次氏、タイ王国メーファールアン財団のMom Luang Dispanadda Diskul氏、三鷹市からは宇山正幸氏(三鷹市生活環境部調整担当部長)、河瀬謙一氏(SOHO CITYみたかフォーラム理事長)、羽田野二稔氏(三鷹市株式会社キズナ・ば代表)を講師に迎え、それぞれの組織における知識創造論の実践につき学びました。また、茨城県霞ケ浦にある環境科学センターを訪問し、アサザ基金代表理事の飯島博氏より、同基金プロジェクトにおける知識創造論実践についても学ぶことができました。

 

本研修と並行し、本学が国際協力機構と連携し、野中郁次郎一橋大学大学院名誉教授の研究チームの協力を得て実施している「東南アジア型組織経営モデル研究」における第一回政策フォーラム(11月21日、22日)が行われ、本研修の参加者も同フォーラムへ参加しました。

 

東南アジア型組織経営モデル研究第一回政策フォーラムについてはこちらをご参照ください。

 

研修後半では、本学の堀江正弘特別教授(グローバルリーダー育成センター所長)による、日本政府における人事管理とリーダー育成についての講義を受けました。

また、各参加者による、各所属組織における課題解決への応用を促すため、インセプションレポートの作成を来日前に課し、研修内容を踏まえた各課題への応用につき、活発な意見交換が行われました。

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