2012年1月20日、今回で第5回目となるGRIPS国際交流コンサートが想海樓ホールにて開催され、学内外から約280名の方が来場しました。このコンサートは、本学と地域住民の方々との交流、そして本学の学生に日本の優れた芸術文化に触れる機会を提供することを目的として毎年開催しているものです。開催にあたっては、文化庁芸術家在外研修員の会、港区スポーツふれあい文化健康財団（Kissポート財団）及び港区にご協力をいただきました。

今回のコンサートでは、第一部では世界と日本の歌曲を、第二部ではオペラ・アリアを４名の歌手の皆様（ソプラノ：ひらやすかつこ氏、メゾソプラノ：富岡明子氏、テノール：安保克則氏、バリトン：藤岡弦太氏）に歌っていただきました。またひらやす氏の伴奏として、ヴァイオリン奏者の掛橋佑水氏が美しい弦の音色を響かせてくれました。昨年に引き続き、今年も在研会理事長の平野忠彦氏が出演者の紹介と曲の解説をしてくださいました。

来場されたお客様は名曲を楽しみ、歌手のすばらしいパフォーマンスに大きな拍手と歓声を送っていました。1時間半にわたるコンサート後に開かれた交流会では、世界各国から来ている本学の学生と来場者とが交流を深め、一時間では時間が足りないほど話が弾み、大変楽しい会となりました。