2015年4月27日に第107回GRIPSフォーラムを開催しました。今回のGRIPSフォーラムでは、井堀 利宏氏（政策研究大学院大学教授）に「財政健全化と世代間の公平」についてお話頂きました。

• 講演会の様子はこちらから見ることができます。

• 概要:

日本の財政状況とともに世代間公平も悪化している。少子高齢化、経済停滞社会では、財政健全化は必ずしも世代間公平の実現を意味しない。本講演では、世代間公平を回復するための財政改革について､社会保障制度や選挙制度の改革に焦点を当てて、政治経済学的な視点で考える。

講演者: 井堀　利宏氏

東京大学経済学部卒業、ジョンスホプキンス大学経済学博士課程修了（PhD)、東京都立大学、大阪大学、東京大学経済学部を経て、東京大学経済学研究科・公共政策大学院教授、2015年4月より政策研究大学院大学教授、その間、内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官、日本経済学会会長、日本財政学会代表理事、財政制度審議会委員などを務める。