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• 概要

近年におけるビジネス・グローバリゼーションの波は法務の世界にも及びつつある。一世代の間に、企業法務は国内中心であったものが、国際的色彩が強いものへと変貌した。アメリカおよびイギリスに本拠を置く大手法律事務所が世界の法律事務所トップ100の大半を占めており、その多くが国際金融センターや世界の主要都市で業務を展開している。大手グローバル法律事務所の収益は数十億ドルに達し、企業法務や金融法務を独占的に取り扱っている。こうした発展の背景とそこから生じる問題を取り上げ、将来起こり得るトレンドについて考察する。

• 講演者:

バーウィン・レイトン・ペイズナー法律事務所の共同経営者。Union Internationale des Avocats (UIA)のイギリス代表、UIA会長顧問、International Issues Committee of the Law Society会長、Interface社およびPUMA High Income VCT株式会社の非常勤取締役を務める。

その他:IBA（国際法曹協会）団体会員、リトアニア弁護士会名誉会員。