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2021.8.5

第5回 国連水と災害に関するオンライン特別会合「レジリエントで持続可能なポストコロナ社会に向けたよりよい復興を目指して」を開催しました

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 2021年6月25日、第5回 国連水と災害に関するオンライン特別会合「レジリエントで持続可能なポストコロナ社会に向けたよりよい復興を目指して」を、本学と水と災害に関するハイレベルパネル(HELP)、及びハンガリー、インドネシア、日本、メキシコ、オランダ、韓国、タジキスタンの各政府との共催で開催しました。このオンライン会議は、よりレジリエントで持続可能なポストコロナ社会の実現に向けて、水と災害問題や都市化、食糧問題、環境、気候変動といったその他の関連する開発問題について地球規模での意識高揚と行動の促進を図るために開催したもので、世界72か国・33の国際機関から約500人が参加しました。

 会合は、1)科学技術パネル、2)全体会合、3)ハイレベルパネルディスカッションで構成され、科学技術パネルでは本学の田中明彦学長が開会の挨拶を述べた後、科学技術が社会に果たす役割、特にオープンデータ政策やシステミック・リスク管理の重要性について、パネリストによるプレゼンテーションや議論が行われました。

 続く全体会合では、アントニオ・グテレス国連事務総長らの開会挨拶に続いて、基調講演者の一人として天皇陛下が登壇されました。その後、本学の廣木謙三教授(HELPコーディネーター)が、HELP「強靭なコロナ後の社会構築のための指針」及び「水と災害に関する世界レポート2021」を発表しました。

 ハイレベルパネルディスカッションでは、コーラ・ファン ニューウェンハウゼン=ヴァイベンハ オランダインフラ・水管理大臣が水と災害のリスク削減の問題に焦点を当てたパネルディスカッションの司会を務め、さまざまな国や組織のパネリストが、2023年の水の国際行動の10年中間レビュー会議で議論されるべきトピックを提案しました。また、同会議が、水管理の変革及び水関連のSDGsの達成に向けて国際社会が結集する機会であるとの合意に達しました。

 最後に、ドイツ環境省のトーマス・シュトラーテンヴェルト氏による「結果のための水対話- ボン2021」からのメッセージの紹介に続き、リュウ・ミンジュン国連経済社会問題担当事務次長、ハン・スンスHELP議長・元韓国国務総理が閉会の辞を述べ、本会合は幕を閉じました。

 

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