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2020.10.13

2020年台湾若手人材育成プログラムを実施しました

政策研究大学院大学(GRIPS)では、2020年4月1日から9月30日までの半年間、台湾若手人材育成プログラムを実施しました。今年は新型コロナウィルス感染症の影響により、全ての行事をオンラインで実施するという初めての試みとなりました。

 

本研修は、台湾で将来、政治・行政・学問等の各分野でリーダーとなることができる人材を育成することを目的にしており、具体的なテーマについて集中的に研究を行うとともに、GRIPSでの講義を受講しました。第3期となる今回は、数多くの応募者より選抜された4名が本プログラムに参加しました。

 

研究活動では、日本及び台湾の事例を比較し、それぞれリサーチペーパーを作成しました。「高度外国人材の受入政策と職場問題」、「日台の女性管理職比率の障害要因の比較」、「外国人留学生の日本企業への就職をめぐる問題」、「台湾における日本式の幹部人事一元管理制度の適用可能性に関する研究」という各自の研究テーマに沿って、担当教授の指導を得ながら、専門家や実務家からも話を伺い、日本の制度や政策の具体的内容や課題などを理解して、台湾の状況を客観的に見る機会を得たようです。今期は、プログラムディレクターである横道清孝教授(本学副学長)、本学の大田弘子特別教授、高田寛文教授、久保歩美准教授、市川のり恵准教授が主な指導に当たりました。

 

フィールドトリップでは、福島県をバーチャル訪問し、県庁職員、福島イノベーション・コースト構想推進機構、東京電力からのレクチャーを通し、東日本大震災当時の状況及びその後の復興状況などについて学びました。また、インターンシップでは、立教大学西原文乃准教授より、組織の知識創造理論の視点から日本の経営について学んだ後、イオン(株)及びカルビー(株)で活躍されている女性役員の方々から、事業概要や社会貢献についてのお話を伺い、民間企業の具体的な事例について理解を深めました。日本人学生との意見交換会も行い、新たな視点や価値観に触れる良い機会となりました。

 

研修最終日には、それぞれの研究成果及び半年間の研究活動をオンラインで発表し、参加者からフィードバックやアドバイスを受けた後、修了証が授与されました。

HP用_台湾オリエンテーション2020

HP用_台湾最終報告会20200917

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