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2023.11.6(月) 開催

GRIPSフォーラム 『グローバル化と共生社会のあり方』を開催しました

2023年11月6日(月)にGRIPSフォーラムを開催致しました。今回のGRIPSフォーラムでは、ウスビ・サコ氏(京都精華大学 全学研究機構長・教授)をお招きし、『グローバル化と共生社会のあり方』という演題でご講演いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

概要:

2050年の世界を想像すると、未来社会の展開とともに様々な課題を思い浮かべます。私の出身のアフリカ大陸では人口が増え、その大多数が25歳未満であると考えられます。もう一方、日本では人口が減少するだけではなく、高齢化率が高まり、一定の経済成長と社会の維持のために、外国人労働者を多く受け入れることになります。

グローバル化と都市化、市場経済主義などによってこのように地域社会や社会基盤が変容してきます。また、技術革命によって生活の様々な面が便利になりますが、人々の関わり方が変化し、働き方も多様化してきています。しかし、もう一方でグローバル化がもたらす社会への悪影響も大きく、特に近年に見られる分断、格差の拡大、国際移動などが挙げられます。グローバル化された多様性を重んじるべく「共生社会」に新たな価値を創造する必要があると思われます。

本講演では、グローバル化の影響のもとで「共生社会」がどうあるべきか、みなさんと一緒に考えたいと思います。

 

講演者:ウスビ・サコ 氏 (京都精華大学 全学研究機構長・教授)  

Dr. Oussouby SACKO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演者略歴:

1966年マリ共和国生まれ。1985年に高校卒業と同時に国費留学生として中国に留学。北京語言大学を経て南京市の東南大学で建築学、同大学院で建築デザインを専攻。1991年に来日、京都大学大学院工学研究科の修士課程を経て、京都大学大学院建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2018年4月から2022年3月末まで同大学学長。2022年4月より全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター センター長。2002年に日本国籍取得。5カ国語および関西弁を操るマリアンジャパニーズ。

 

GRIPSフォーラムとは:

政策研究大学院大学(GRIPS)は1997年の建学以来、重要な政策課題についての研究・教育を進めてきております。GRIPSフォーラムは、本学がもつ国内外のネットワークを活用し、政府、自治体、学界、産業界などから専門家を招いて多様な課題について議論することを通じ、政策研究の発展や政策コミュニティの形成に寄与することを目的としています。

  
開催日時2023年11月6日(月)16:40~18:10(日本時間)
講演者ウスビ・サコ 氏
演 題グローバル化と共生社会のあり方
会 場オンライン開催 (Zoom Webinar)
参加費無料(事前申込必要)
言 語英語

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010