2015.07.31
GRIPSでの留学体験 ー 楊 柳(清華大学公共管理学院)
楊 柳
清華大学SPPM/特別科目等履修生
GRIPSでの短期留学は、私にとって非常に忘れがたい経験でした。先生方、スタッフ、そして同級生の方々はとても親切にしてくださり、東京に到着してわずか数日間後には、すでに家族のような雰囲気で過ごすことが出来ました。
履修したコースはとても有益なものでした。Estudillo先生の授業「Gender and Development」から、経済発展における女性の活躍の重要性を学び、Hsu先生の授業では、国際貿易モデルについてより理解を広げることができました。またTakeda先生の授業「Local Government Finance」は、日本の政治制度を知るよい機会だったと思います。加えて、Elwood先生の「Communication in Public Setting」 の授業では、日本で英語を勉強するという新たな刺激を得られました。そして最後に、Kawano先生の「Comparative Development Studies of Asia」の授業では、今まで知り得なかった東南アジアの政治と経済状況について知識を得ることができ、非常に有益でした。Kawano先生は履修生のことを自分の子供のように可愛がってくださったと思います。
勉強以外の活動でも、多くの良い思い出があります。院生会のメンバーたちが素晴らしい企画の歓迎会を開いてくれたことで、たくさん友達をつくることができました。またStudent Officeで見つけた様々なイベントにより、日本の文化への理解を深めることができたと思います。特に思い出深いのは、ネパールで震災が起きた時に、各国の学生たちが一体となって募金活動を行ったことで、彼らの暖かさと献身さを強く感じることができました。
サヨナラを言う時が来たことを認めたくはありませんが、帰国しなければならなりません。この留学は私にとって非常に素晴らしい経験でした。GRIPSの友人たちに感謝の気持ちでいっぱいで、決して忘れることはないでしょう。