2020/8/1 ～ 2021/3/31
| 研究代表者 |
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本研究では、この間の新型コロナウイルスに係る都道府県行政及び実際の医療機関といった最前線での医療政策上の対応の実相に関し、客観的な視点をもって事実関係を把握の上検証し、分析を加える。そして教訓や政策的な示唆をまとめて提言を行い、今後の国、地方における（いわゆる）「第二波」以降の新型コロナウイルスへの対応を始めとした感染症対策や医療提供体制に係る政策形成に資することを目的とする
具体的な研究方法としては、複数の都道府県の行政やその代表的な患者受入れ医療機関、当該医療機関の圏域市町村や保健所を対象として半構造化方式でのヒアリングを行い、この間のそれぞれの対応に関し詳細なトレースを試みる。その上で可能な範囲での県内の医療提供準備態勢に係る具体的なデータ等の資料（都道府県）や、経営実態に係るデータ等資料（医療機関）を入手の上、公表資料やヒアリング結果等と照らし合わせて、客観的な視点から検証の上、考察を加えたのち、教訓や政策的な示唆をまとめて提言を行う。