2020/8/1 ～ 2021/3/31
| 研究代表者 |
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新型コロナウイルス感染症は，これまでにない社会に対する脅威であり，わが国が英知を傾けて解決すべき喫緊の課題である. 申請者は，公開データと数理モデルを通じて本感染症の態様を理解する，という立場で論文「新型コロナウイルス感染症の広がりに関する一考察」を既に発表した. 論文中で述べた,東京における6月中の流行第二波の到来は現実のものとなりつつある．この背景のもと，
１．数理モデルの構築とデータ解析による、感染実態の解明と予測手法の解析.
２．本感染症の社会・経済への影響を最低限に抑えるための政策立案とその実現に向けての検討.
３．このような脅威に対する情報公開，知識共有と対策に関する連携について
についてさらに研究を進め,社会に対して成果を情報発信することを目的とする．