タイ法制委員会（OCS）研修2018(6月)を実施しました。

政策研究大学院大学では、平成30年6月4日～6月8日の5日間、タイ政府法制委員会事務総局（OCS:Office of the Council of State）の職員(14人)を対象に、日本の行政システムやOCSからリクエストがあった日本におけるGood Governanceに関連する制度・政策、政府調達に関すると法令と実務、電子政府（E-Government）に関する政策等について研修を実施しました。

本研修プログラムでは、研修責任者の堀江正弘教授（本学名誉教授、グローバルリーダー育成センター所長）、GRIPSの高田寛文教授、渡邉泰之准教授、和田豊氏(政策研究院事務局総括次長補)、上村進教授(日本大学)、総務省より行政管理局行政手続室方健児企画官、行政管理局情報公開・個人情報保護推進室高田賀夫副管理官、行政評価局企画課加藤悠介課長補佐による講義を実施し、研修生は、日本の行政システム、法令制度、法令の制定過程・法令審査制度等、地方行財政とローカル・ガバナンス、政府調達の活用や政策、法令等、情報公開法、政策評価・行政相談、行政手続法、行政不服審査法、また電子政府に関する政策と法令等について学び、理解を深めました。

 研修最終日は、堀江教授によるWrap-upセッションで、全体の補足の講義と質疑応答が行われ、研修生からは、充実した1週間であったという声が多く聞かれました。修了式では研修生一人一人に修了証が授与され研修を修了しました。