このたび、朝日新聞社編集委員　高橋　真理子氏をお迎えして、第42回GISTセミナー「科学技術イノベーション政策と報道」を開催いたします。

参加をご希望される方は、1月28日（月）までに、gist-ml@grips.ac.jp 宛に下記内容を明記の上ご登録をお願いいたします。

１． お名前、２．ご所属、３．お役職、４．ご連絡先（E-mailアドレスまたは電話番号）

皆様奮ってのご参加をお待ちしております。

【講演概要】

第42回GISTセミナー「科学技術イノベーション政策と報道」

科学報道のありようは大きく変わってきている。本講演では、科学技術政策についての報道を取り上げる。２０世紀のそれは、片隅に追いやられている存在だったが、２１世紀に入ってから大型記事が増えた。省庁再編を大きなきっかけとして報道態勢も様変わりし、より深い取材をめざすようになったからだろう。政府とそれを報道する側は、共進化する間柄ともいえる。科学技術政策報道の移り変わりから、日本社会における科学技術政策の役割変化が見えてくる。一方で、科学と社会の関係については２０年前から一向に変わらない面もある。朝日新聞が展開するＷＥＢ言論媒体「ＷＥＢＲＯＮＺＡ」に演者が書いている記事なども紹介しながら、科学技術イノベーション政策報道のこれまでとこれからについて考えたい。

■講演者略歴

１９７９年東京大学理学部物理学科卒、朝日新聞社入社。岐阜支局、東京本社科学部、「科学朝日」編集部員、論説委員（科学技術、医療担当）、科学エディター（部長）などを経て２０１１年から編集委員。