大塚教授による基調講演

7月23日、サブサハラ・アフリカにおける産業開発の戦略について議論するワークショップ『Africa and Japan “The Training-Infrastructure-Finance (TIF) Strategy: How Japan Helps Industrial Development in Africa” 』を、アフリカ各国の大使・大使館関係者をお招きして開催しました。本ワークショップは、JICA研究所との共催で開催したものです。

園部哲史本学副学長による開会の挨拶のあと、まず大塚啓二郎本学名誉教授（神戸大学教授）による基調講演では、援助はTraining (人材育成)→Infrastructure（社会資本）→Finance（金融支援）という順序を念頭に置いてデザインするべきであり、同時にFDI（直接投資）の促進が必要であると語られました。

続くパネルディスカッションでは、大塚啓二郎教授、田中明彦本学学長（JICA研究所特別招聘研究員）、加藤宏JICA理事、島田剛明治大学准教授（JICA研究所招聘研究員）によってそれぞれの経験に基づく見解が語られ、活発な質疑応答がなされました。

報告書“Training-Infrastructure-Finance (TIF) Strategy for Industrial Development in Sub-Saharan Africa”はこちら（JICA研究所サイト）