2月17日、本学の想海樓ホールにて、TEDとフルブライターがコラボレーションしたアジア初の「TEDxFulbright」が開催されました。フルブライト交流事業の精神「異なる文化間の相互理解」の発信をTEDxの枠組みで行う「TEDxFulbrightTokyo」は、”Connect the World” をテーマにフルブライター有志で結成したTEDxFulbrightTokyo事務局が運営の中心となり、日米教育委員会（フルブライト・ジャパン）と米国大使館、本学の協力によって実現したものです。

イベントは午前の部、ランチ交流会、午後の部という構成になっており、講演に先立って米国大使館教育人物交流担当官のグレゴリー・オーリット氏が、「フルブライト・プログラムはアイデアを持ちそれを実現しようと努力する人を常に応援しています」と述べた後、本学の黒川清名誉教授が壇上に立ち、TEDxというアイデアが生まれた経緯に黒川教授が関わっていたこと、初めてのTEDxも実は東京で開催されたのだと思っていたら、南カリフォルニア大学がその直前に開催していた、という逸話などを語りました。

本編は全８名のプレゼンターによって行われ、各々の視点でフルブライト設立の精神である「異なる文化間の相互理解（mutual understanding）」に関する講演を行いました。

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ランチ交流会に参加した高校生参加者は、「ビジネスコンテストに参加する予定で熊本から上京を予定していたところ、今回のイベントについて知りました。日頃からYouTubeなどで（TEDを）見ていたので、今日は参加できてとても嬉しい」と語り、また、本学から参加したタンザニアからの留学生は「講演内容は胸を打つものが多い」と、登壇者や一般参加者とも交流できる機会を楽しんでいる様子でした。

今回のTEDxFulbrightTokyoの動画は、TEDxTalkとしてYouTubeなどを通じて、近日全世界に公開される予定です。

「TEDxFulbright Tokyo」ウェブサイトリンク