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2015.12.18

日本人学生・留学生合同フィールドワーク・発表会を開催しました(防災学関係プログラム)

2015年12月17~18日の2日間、日本語で行われる学位プログラム(修士課程)と英語で行われる学位プログラム(修士・博士課程)による合同フィールドワーク及び発表会を開催しました。この事業は、学習言語、専攻分野、出身地域・国や所属組織の異なる学生同士が、協働作業を通して交流することにより、防災・開発政策に関する新たな発想が生まれることを期待して、今回試行的に実施されたものです。日本人学生は、防災・復興・危機管理プログラムから16名、開発政策プログラムから12名の学生が参加し、留学生はDisaster Management Policy Program(DMP、修士課程)から34名、Disaster Management Program(博士課程)から2名が参加しました。

 

 

 

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フィールドワークと発表会を行うにあたり、学生は日本人学生・留学生混合のグループに分かれ、グループ毎に具体的な内容を自分たちで企画しました。17日にはフィールドワークとして「留学生からみた日本の施設の防災体制」など各グループで決めたテーマに従い、九段会館、浜離宮、東京江戸博物館、東京臨海防災公園、お台場、スカイツリー、気象庁などを見学し、体験学習等を通じて、ものの見方や考え方の違い等を肌で感じ、学びました。 

 

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翌18日は、フィールドワークで得られた成果について発表会を行いました。どのグループもユニークな発表を行い、質疑応答では教授陣も交えて活発な議論が交されました。その後の打ち上げでは、良い発表をしただけでなく、チームとしてのまとまりや言語を超えて会場を賑わせたグループにBest Presentation Awardがプログラムディレクターの安藤教授より授与されました。

 

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参加した日本人学生からは、「一緒にフィールドワークを行い、準備し、発表するという一連の協同作業があったことで、ただの交流会では得がたい一体感を得られたと思う。英語を使うことへの抵抗感もなくなり、心からやってよかった」、また、留学生からは「自分個人としての成長にとって良い機会であっただけでなく、視点や考え方の異なる仲間との協同作業を通じて、専門である防災・減災分野において技術的な知見を深めることもできた。日本人学生のおかげで防災関連の面白い場所や施設を訪れることができ、東京がどれだけ災害に対して備えを行っているか知ることもできた」との声があり、双方共に有意義な体験となったようでした。

 

 

 

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